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対立形質についてです
対立形質とは、2つの形質の時だけなのでしょうか・・?? それとも親の細胞の中での2つの対立した遺伝子の事なのでしょうか・・・ 教えてください。
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具体的な形質をあげてみると、結論は出るでしょう。 元々、対立形質とは、遺伝する形質の中で、1つの個体で、同時に発現することが無い形質同士を指す言葉です。 たとえば、血液型のA型,B型,O型,AB型 などは互いに対立形質です。 ご覧の通り、「2つの形質」とは限りません。 遺伝するのですから、遺伝子の組合せによって決まることは明らかです。しかし、或る形質の発現(発現する,しない、も含めて)に関与する遺伝子の個数は何種類になっているかは、形質によってマチマチです。 たとえば、エンドウのサヤの形を決める遺伝子は、「ふくれ」にする遺伝子と「くびれ」にする遺伝子の2つで決まりますが、ハツカネズミの体色を決める遺伝子は、I,i,Y,yの4種類の遺伝子の組合せで決まります。