acceptable の辞書での定義を調べると、acceptable to という表現がよく見られますが、acceptable for の記述はほとんどありません。
Oxford Learner's Thesaurus によれば、acceptable for という表現は adequate など他の単語と一緒に使用されることがあります。
Oxford Collocations によれば、acceptable は to を伴う前置詞として使用されることが一般的です。
acceptableは~toか~forか?
技術英文で、acceptable to と acceptable for の使い方をアドバイスお願いします。
acceptable を辞書で引くと、次のようになっており、~to の方が ~for よりも多数派のように見えますが、 to/for の具体的な使い分けが知りたいのです。(なお、この質問の to は、不定詞の to でありません。)
1.
OALDでは、 acceptable (to somebody) となっています。~for は記述がありません。
2.
Oxford Laerner's Thesaurus では、 to be acceptable for sombody/something となっています(adequateの項に他の単語と一緒にまとめて記述してある)。~to は記述がありません。
3.
Oxford Collocations (dictionary for students) は、伴う前置詞は to であるとしています。~for は記述がありません。
4.
Collins COBUILD は、... is acceptable to someone, ... としてあり、~forは記述がありません。
5.
Dictionary of English Usage (Dr. Arnold Leonhardi & Brian W.W. Welsh M.A.:主婦の友社;1966)
では、~to としてあり、~for は記述がありません。
6.
Longman Language Activator では、acceptable for somebody to do something としてあり、~for は記述がありません。
というわけで、混乱しております。英語のQ&Aサイトを検索しましたが、適切なやりとりを見つけることができませんでした。
以上疑問点につき、アドバイスお願いします。
基本的には acceptable to だと思います。
acceptalbe for で書かれている場合は、そのまま for ○○ を主語とした文章が続いている場合です。
例えば、It is acceptable for me to ~ という文章の場合です。
この場合は、It is acceptable to me to ~ では変ですから、It is acceptable for me to ~ になります。
また、基本的に acceptable to は to 以降が人や生き物の場合のみで、無生名詞の場合は for になります。
例えば It is acceptable for a formal party. のように、無生名詞が来る場合は to ではなく for を使うと思います。
このように、そのもの自体が意思を持ちacceptableしている訳でなければ、to ではなく for になります。
厳密に言えば「パーティーが受け入れた」わけではなく「パーティーに合っている」という意味で、受け入れたのはパーティーそのもではなく第三者的な思考があるということですね。なので、acceptable to a formal party とは言いません。
受け入れる意思を見せたものの場合は to 、そうではなく第三者の意思によりそれに合っていると言う場合は for になる、と考えれば良いと思います。
そもそも後に続く対象物の意味が違いますから、良く考えれば使い分けは明確だと思います。
ご参考まで。
質問者
お礼
詳しい解説よく分かりました。
技術文の例では、「This method seems acceptable for that system.」のようになるということですね。
有難うございました。
お礼
詳しい解説よく分かりました。 技術文の例では、「This method seems acceptable for that system.」のようになるということですね。 有難うございました。