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~to draw a picture of の<of>を文法的に教えてください。
セサミストリートの中のせりふの一文なのです。全文は I've been looking for something special to draw a picture of,and you holding up that letter T is it! 僕はずっと絵を描くのに(ふさわしい)何かスペシャルな物をずっと探していたんだ。そしてTの文字を上に持ち上げて持っている君がそれ(にふさわしい)ね!! みたいなことを言いたいのはわかるのですが、どうしてこの<of>は前置詞なのに文節の最後にあるのでしょうか。それともofのあとには何か省略されるべき何かがあるのでしょうか。この文はこのofがないと成り立ちませんか?出来れば文法的に教えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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より単純な例から考えてゆきましょう。 to不定詞には文脈によってcanやshouldなどで言い表せる意味があることはご存知ですね。 (次の例で関係代名詞で書き換えた部分の代名詞(he, I, you, they)は任意です。文脈次第で入れ替えて考えてください。) a book to read = a book which he can (or should) read a picture to look at = a picture which I can (or should) look at という表現が両辺とも可能です。 右辺が可能なときは左辺が可能で、左辺のほうが簡潔ですからより好まれます。 このことから something to talk about = something which you can (or should) talk about something interesting to talk about = something interesting which they (or should) talk about という表現も理解できるだろうと思います。 つまり something special which I can (or should) draw a picture of = something special a picture of which I can (or should) draw = something special whose picture I can (or should) draw はいずれも、より簡潔な表現を求めて、多くの場合 something special to draw a picture of と表現されます。 そのため a pair of scissors with which she can cut the cloth = a pair of scissors to cut the cloth with a bed in which I can sleep = a bed to sleep in a baby whom she has to take care of = a baby to take care of といった表現も可能になります。 両辺が融合して、それぞれ a pair of scissors with which to cut the cloth a bed in which to sleep といった表現も見かけます。
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- Meursault
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#2で答えたMです。 えーと、どこのところが分からないかがピンポイントするのが難しいですね。#3、#4の方がすでに答えていたら蛇足になりますが、私なりにshooting-fishさんの疑問に見当をつけて答えます。 私の例のsomething to look at= something which I can look at のところで分からないというのは「分からない方(「分かり方」の否定形です。変な日本語ですいません)」を理解するヒントになります。 多分、「自動詞+前置詞」が他動詞と同じ働きをする(等価である)、ということから説き起こすと分かりやすいのだと思います。 すこし無理がある等式ですが、大雑把に言えば look at a picture = see a picture listen to the music = hear the music talk about the problem = discuss the problem といえます。 つまり左辺のそれぞれの動詞は、ここでは前置詞と一緒に使ってはじめて右辺の動詞(他動詞)のように目的語を従えることができる動詞です。 左辺の自動詞は前置詞と一緒に使えば他動詞と同じに使えますから a picture was seen by him →a picture is looked at by him the music was heard by her → the music was listened to by her the problem was discussed by them → the problem was talked about by them という表現さえ可能です。 こうして自動詞+前置詞が一つの他動詞と等価に使えるとなると、悪乗りがはじまって、take care ofとかlose sight ofといった数語で一まとまりの表現が同じように「ひとつの他動詞と等価」ということになって、 He took care of the baby. → The baby was taken care of by him. She lost sight of the man. → The man was lost sight of by him. も可能になります。 さて、こうした郡動詞が一つの他動詞と等価と考えられると、関係代名詞と同じように名詞を説明する働きをする形容詞不定詞でも同じようなことが起こります。 a picture which she should see = a picture to see a picture which she should look at = a picture to look at the music which we can hear = the music to hear the music which we can listen to = the music to listen to the problem which we should discuss = the problem to discuss the problem which we should talk about = the problem to talk about 「説明される名詞」が本来関係詞節や不定詞の動詞の目的語であったため、目的語を失った前置詞はそのままの位置にポツンと残ることになります。 こうした言い方に、悪乗りしてさっきの郡動詞でも同じことが起こります。 take care of the babyの動詞部分を材料にしてthe babyを「説明される名詞」にした表現を作ります。 the baby whom he should take care of →the baby to take care of が成り立ちます。 draw a picture of something specialの動詞部分を材料にしてsomething specialを説明される名詞にした表現を作ります。 something special to draw a picture of が成立します。 ここで、のofはtake care of the babyやdraw a picture of something specialのそれぞれのofが不可欠であるのと同じ理由で、なくてはなりません。
お礼
ほんとに丁寧に教えていただいてありがとうございます。専門家ということで、どんな素敵な職業だろうと考えたりしてしまいました。私もそんな知識があったら・・・と思うと同時に少しでも一歩でも近づきたいと思いました。ほんとにありがとうございました。
- placesofmagic
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単純に考えればよいのではないでしょうか。私の考えを書いておきます。自信はあるつもりですが、間違ってたら謝ります。 先ず先に結論を述べますと、この of は「同格の of 」です。以下はなぜそう考えるかの説明です。 まず、to draw a picture of の to draw は形容詞的用法です。判断方法は以下のとおりです。 [判断方法] (1)名詞的用法⇒文の構成要素(主語・目的語・補語)になる。 (2)形容詞的用法⇒名詞に後ろからかかって修飾する。 (3)副詞的用法⇒(1)・(2)に該当しないもの。 (3)についてもう少し補足説明をすると、副詞的用法の場合、以下のケースが考えられます。 [ケース1] I'm glad to see you. のように、不定詞の直前に感情を表す形容詞がある。 [ケース2] I go to Paris to study art. というように、不定詞の部分だけを見ると、動詞以下の部分(例文でいうと study art の部分)が完全文になっている(主語は当然書き込まれません。名詞的用法の場合は for ~ というように意味上の主語が書かれますが、副詞的用法の場合はないです)。 [ケース3] 「条件」や「結果」等を表す場合(例文省略)。 今回の場合、判断方法と副詞的用法の場合に考えられるケース1から3までどれにも該当しないことから、形容詞的用法であると考えられます。 次に、本文をよく見てみます。実はこの文には省略があります。何が省略されているのか。それは something です。 I've been looking for something special to draw a picture of (something). なぜこのようなことが言えるのかということを説明するために、次の例文を見てください。 (例文1) I want something to drink. 飲み物が欲しい。 この文の drink に注目して欲しいのですが、これは drink ~ (~を飲む)という他動詞であることがわかるはずです。そうすると、この文は drink の目的語が不足していることがわかるはずです。不定詞といえども、本動詞と同じような働きはしますので、目的語は必要です。ですが、その目的語がないのです。でも、この文は正しい文と我々は教わります。何故でしょうか。それでは、次の文を見てください。次の文は不足していると思われる語を補ったものです。 (例文2) I want something to drink something. この文を見て、不自然に感じるはずです。なぜならば、同じ語が繰り返し使われているからです。日本語でもそうですが、英語でも同じ語の重複は嫌います。すでにわかっているものを繰り返し使うことはあまり良い文ではありません。ですので、2回目は省略されます。(例文1)の場合、something と drink の目的語は同一なので省略されたのです。 さて、今回の文も同じようなことが言えます。 I've been looking for something special to draw a picture of. draw の目的語は a picture 、もっと詳しく言えば a picture of です。何の絵を書くのか。明らかに something special の絵ですよね。だから、正確には a picture of something special のはずです。でも、そう書くと、先述のように重複が起きますから良い文とはいえない。だから、2回目の something special は省略するべきですので、結果として本文のようになったと言えます。 ところで、ご質問の of の用法ですが、これは先述したように同格の of であって、目的格ではありません。of の用法は、主格・所有格・目的格・同格の4種類があります。主格であるなら drawing of his (彼が描くもの)というように、of の前後はSV関係が逆転したものになっています。所有格ならば a picture of mine (私の写真)というように、所有代名詞等といった所有格に関わる語が出てくるはずです。目的格であるならば、of の前後にある語の関係は同士と目的語の関係になるはずです。同格は先述の3種類以外に該当しないものです。例えば a picture of Mary (メアリーの写真(メアリーが写った写真))というように、同格関係にあるのが同格の of です。今回の場合は a picture of something special (何か特別なものの絵(何か特別なものが描かれた絵))と考えるのが自然ですので、同格といえます。 長々となってしまいましたが、以上のように考えるのが自然だと思われます。
お礼
丁寧に、的確に教えていただいて、ありがとうございます。私の疑問は解けました!全く関係ないのですが、ほんとにこのシステム(教えてgoo)すばらしいと思います。私ももっと、答えられる質問に答えて、誰かのちょっとした疑問が解けるように頑張りたいと思いました。ありがとうございました!
- 7up
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えー、私の倒置という説明は多分、変か、間違っていると思います。 No.2さんの関係代名詞で置き換えた文で考える方がよいでしょう。 もう少し分解してみます。 I've been looking for something special to draw a picture of 二つの文になりますね。 I've been looking for something special. I draw a picture of something special. 関係代名詞でこの文をつなごうとすると、共通項はsomething specialになりますから、二つ目の文の方のsomething specialを関係代名詞にします。 I draw a picture of which whichの先行詞が一つ目の文のsomething specialになりますから I've been looking for something special which I draw a picture of. こういう経緯でofは残りました。ここでもしofがないと、I draw a pictureはwhichに繋がりません(多分)。ofを取ってみましょう。 I've been looking for something special which I draw a picture. これをあえて訳すと多分「私は特別な何かを捜しきていて、それは私は絵を描く」というような感じで「特別な何か」と「描く」が繋がらなくなるのだと思います。 ここで関係代名詞だからその文を「特別な何か」の前につけて修飾させなければ、などと考えると「私は絵を描く特別な何かを捜してきた」となって意味が通じてしまいます。しかしあくまで英語の語順で考えてください。英語の語順ではそうした意味にならないのです(多分)。 もう一度ofをつけて位置を変えてみますと、よくある関係代名詞の文になります。 I've been looking for something special of which I draw a picture. これをto不定詞で単純化したものが、最初の文になりますが、不定詞になるとofはまた最後にしか場所がなくなるので、元に戻るのでしょう。 I've been looking for something special to draw a picture of. ここでしつこくまたofを取ってみますと、 I've been looking for something special to draw a picture. 多分、意味としては例えば「私は何か特別な物を捜してきた、絵を描くために」 この物は何を指すか、絵の題材なのか、絵の道具なのか、何か他のことなのか、はっきりしないのだと思います。 I have a picture to look at. これもatを取ると、I have a picture to look. 日本語では「見るための絵」とすると意味が通じてしまいますが、英語ではI have eyes to look.と同列の文になりますでしょう。pictureは見る対象ではなく、見るための道具のような意味合いになりますでしょう(多分)。 どうもあまり自信がないので、多分、を連発していますが、どうでしょうか。
お礼
とても良く分かりました!!!ありがとうございます。私のちょっとした質問にこんなに皆さんが親切に丁寧に答えてくださったことにとても嬉しく思っています。ありがとうございました!
- 7up
- ベストアンサー率26% (24/92)
これに類似した質問が少し前にあったように思うんですが、どこか分りません。捜してみてください。 これは、to draw a picture of something special がlooking forのために倒置されたんだと思います。だからofが必要なんでしょう。文法的な説明は苦手なので詳しい方にお任せします。
お礼
回答ありがとうございます。looking forのために倒置・・・ではなく、一度looking forのあとでsomethig specialと表現したため、picture ofのあとは同じ事を表するのを省略されたのでしょうか。そんな風に7upさんは説明していただけているのかなと自分なりに感じたのですがどうでしょうか。何か出過ぎた感じで失礼な印象を与えてしまったら申し訳ありません。
お礼
一生懸命考えましたが、最初のa picture to look atでつまづいています。私がつまづいているのはこの<at>なんです。どうして前置詞なのに文の最後にあるんだろうって事なんです。基本的に前置詞は名詞の前につくもの・・・って書いてあったので、どうしてうしろにあるのかなと。たとえばI have a picture to look at.<at>がないとやはりこの文は成立しませんか?<at>のあとに何か省略されているのでしょうか。もしよろしければもう一度教えていただけると嬉しいです。ありがとうございました。