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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「山へ/を/に登る」と「場所に/へ行く」の使い分け)

「山へ/を/に登る」と「場所に/へ行く」の使い分け

このQ&Aのポイント
  • 外国人に日本語を教えている私が、違和感を感じた使い分けについて質問します。
  • 「山へ/を/に登る」と「場所に/へ行く」の意味の違いを教えてもらったので、皆さんの意見を聞きたいです。
  • 特に「場所に/へ行く」の使い方について、辞書の説明と関連性を教えていただけるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

移動動詞に係わる格助詞は、目標となる名詞についた形で、動詞文を成しますが、これには歴史差や地域差が前提にあります。 俗に言われる「京へ筑紫に坂東さ」といった室町時代のことわざです。 一方、1980年頃に、「東の方へ(行け)」という言い方に関しての、全国907か所で65歳以上の人を対象とした「方言文法全国地図」での全国分布については、 1)京都を中心に広く「へ」、 2)九州北部・東部は「に」、 3)関東北部から東北地方では「さ」、となっています。 かれこれ600年経た期間での「移動を表す格助詞」の変化といえば、 1)江戸期での関東一円の「へ」への移行、 2)明治期での九州勢の東上での「に」の一般化、ていどとされています。 このような日本国内での地域差を前提にした上で、一般的には、 1)「に」は目標(帰着点)そのものと、その限りでの指向性を、 2)「へ」は目標(帰着点)もさりながら、そこへ向かう経路や方向性に焦点が、という違いがあるとされています。 膨大な資料ではありますが、次のURLに細かな差異や、何より用例が載っています。 日本語情報資料館 http://www6.ninjal.ac.jp/d_report/05/ そのNo.3 現代語の助詞・助動詞 ―用法と実例―〔1951〕 http://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=89791 なお、私の手元では次のものを参考にしています。 「みんなの日本語事典 言葉の疑問・不思議に答える」明治書院 http://www.ksskbg.com/sonota/shin204.htm 「日本語使い方考え方辞典」岩波書店 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0802060/top.html 「岩波国語辞典」 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0800470/top3.html

Mister0413
質問者

お礼

なるほど、言葉とは時代によっても変化するものですが、地域によっても左右されるものでしたね。おかげさまで私はこれまで地域差については、ほとんど眼中になかったことに気がつきました。 そのことも含めて貴重で明快なるご回答、ありがとうございました。

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その他の回答 (2)

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

1. *「山へ/を/に登る」の意味の違い (ア)「山へ登る」は、まだ山の下にいる (イ)「山を登る」は、山の中にいる (ウ)「山に登る」は、もう山の頂点にいる : 「山へ登る」は、山頂へ向かって進むという【行為の方向性(ベクトル)】に意識の重点を置いた表現になると思います。 その意味で、(ア)はわかりやすい説明と言えるかもしれません。 「山に登る」は、登るという【行為の場所】に重点を置いた表現。 登る前であっても「行為の場所」を前提とした(つまり重点を置いた)表現はあり得ますから、(ウ)の説明には若干疑問符がつきます。 「山に登るのは気持ちがいいね」という登頂後の会話などを想定した説明なのかもしれませんが、「山に登るためには十分な準備が必要だ」という文もできますから、「に」の用法説明としては限定的すぎます。 「山を登る」に関しては、【行為の対象】に重点を置いていることになるでしょう。 方向性は意図されていませんし、また「登るという行為の場所としての山」というより、「(行為の対象としての)山というもの」といったニュアンスで使われるように思います。 (イ)の「山の中にいる」という説明は、山を、登る対象としてすでに取り込んでいるシチュエーションを想定しているのだと思われます。 たとえば、「この歳になると3千メートル級の山を登るのは至難のわざだ」など。 意図は大体理解できますが、もう少し煮詰めると「山の中にいる状況を前提としている用法」とでもなるでしょうか。 2. *「場所に/へ行く」の意味の違い (ア)場所に行く=到着点を示している (イ)場所へ行く=方向を示している : 「行く」という動作に関しては、基本的にこの解釈で良いのではないかと思います。 >「に」には帰着点や動作の及ぶ方向を表す用法(家にたどりつく)もある。 「へ」には動作・作用の帰着点を示す用法(山頂へたどりつく)もある。 : 動詞、あるいは文脈次第でどちらの用法、解釈も可能になる、ということではないかと思います。 たとえば、「家に(辿り)着く」「東に向かう」の場合、前者は帰着点、後者は方向性ということになるでしょう。 また、「東に行く」の場合は、「東にある地」という到着点が想定された表現になると思います。 同様に「道路へゴミを捨てないこと」「北へ向かう」の場合、前者は帰着点、後者は方向性。 また、「山頂へたどりつく」は帰着点ですが、「山頂へ行く」は方向性になると思います。 以上、例によって一素人の私見です。   

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。

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  • 2181
  • ベストアンサー率24% (652/2691)
回答No.1

山へ登る 山に登る 山を登る …これ全てアリではないかな 私的には全て“これから登ろうとしている姿”が浮かびます(^^ゞ しかし場所の方は 例えば 友達の家へ行く 友達の家に行く 友達の家を行く では『へ/に』がしっくりきますね 説明が論理的でなくてすみません

Mister0413
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。参考にさせていただきます。

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