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山の上の高圧電力線鉄塔
山の分水嶺に立つ高圧電力線鉄塔は、40年ほど前にはもう珍しくないものになりました。 私の父の年代の知り合いに山登りが趣味だった人がいるのですが、その人が数十年の昔、山また山を越えたある山の頂上に「1952年 竣工」と打たれた立派な高圧線鉄塔を見つけたそうです。そこでふと思ったのは、これをどうやって建設したのだろうということです。材料・部品運搬手段で考えられるのはヘリコプタですが、確かに1952年にヘリ自体は存在したものの、鉄骨を山頂に運搬するほどお手軽に汎用はされるものではなかったということです。次に考えたのは強力(ごうりき)でした。しかし、その山頂へは道と呼べるような電力会社メンテナンス人員の登山のための小道すら見当たらず、しかも山の中に山があるような場所で、少なくともその山のふもとには車両すら入れる道などありませんでした。強力は車両が入れる最も近い十数キロ先の道の行き止まりから鉄骨資材を担いで往復したのか・・・ どうやって建設したのでしょう。 知人は頭や文書に記録するのが好きな性格で、いい加減な記憶ではありません。
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補足
木が生い茂っている云々というのは、最初は人間が引っ張っていくのはよいとしても、いつかはある一定の高さにしないといけないわけですよね。荷の障害になる以前に、ケーブルを上に上げる時点で、経路にかかるすべての膨大な数の木枝が障害になると思うのです。どのようにそれを克服したのでしょうか。