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木造の通し柱はなんのため
令43条5項に謳われている通し柱ですが、なんのために通し柱が必要なのでしょうか? 構造上でしょうか?それとも建て方時の施工上でしょうか?
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- Mokuzo100nenn
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構造用合板や筋交いをあまり使わなかった昔の「軸組み工法」では通し柱が地震対策の要だったね。 だからその時代の建築基準法で通し柱の使用を義務づけようとしたんでしょうな。 その後、構造用合板で耐力壁を造る様になり、構造用合板を使わない内壁にも筋交いを沢山いれるようになって、もはや「軸組み工法」とは言えない様な構造に変化してきておるので、必ずしも通し柱はなくても大丈夫でしょう。 将来的に、木造の5階建て、10階建てを建築するようになると、通し柱の縛りを無くさないといけないですね。
- henmiguei
- ベストアンサー率45% (1764/3876)
#1の方が御答えの通り強度を得るためですが 木造2階建てでも強度計算をしっかりすれば 通し柱が無い物も可能です 1階と2階が地震の横揺れ対して柔軟に動き 免震構造に出来る可能性も有ります しかし簡単に強度を得るためには通し柱は大変便利で有効です。
お礼
ありがとうございます。 やはり強度ですね。 法文にも通さない場合の耐力について書かれていますし。 >免震構造に出来る可能性も有ります ??免震ですか? 1階と2階の間で免震層を設けるのですか? 意味がよくわかりません。 免震と強度も同じ指標ではないですし。 強度を得るためという漠然とした理由がよくわからないのです。 なぜ断面欠損だらけの通し柱でも強度があるのか。
- molly1978
- ベストアンサー率33% (393/1186)
構造上です。 柱が通っているのといないのでは、構造体の強度が全く違ってきます。
お礼
ありがとうございます。 >構造体の強度が全く違ってきます。 そうですか? あれだけ断面欠損されていてはたして強度が期待できるのでしょうか? で、なんの強度なのでしょう? 圧縮強度であれば梁勝ちでも問題なさそうです。 曲げやせん断では断面欠損が致命的でほとんど金物依存だと思います。 唯一考えられるのが施工上建て方しやすくなるのかなとも思うのですが 令では同等の耐力にすれば通し柱でなくてもよいとあるので やはり耐力なのでしょうね。 法律で施工のしやすさのための基準というのもおかしいですし。
お礼
ありがとうございます。 >構造用合板や筋交いをあまり使わなかった昔の「軸組み工法」 確かに筋交いすら近年の工法ですからね。 昔の大黒柱のような太い柱ならホゾ穴を差っ引いても有効断面積で耐力も期待できると思いますが 4寸角程度の通し柱では少なくともコーナー柱では2方ホゾでえぐられてしまいますので意味があるのかと… >必ずしも通し柱はなくても大丈夫でしょう 現在でも構造計算すれば不要ですので3階建てですでに縛りはなくなっていますよね。 1-2と2-3でずらしては入れますが。 それ以上の階数はたぶん在来では無理でしょうね。 204ならすでに存在しますので将来的に普及する可能性はあるかもしれませんが 木造ではメリットがなさそうです。