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被疑者の言い訳(嘘)を見破るテクニック
刑事事実認定の勉強を独学でしています。 被疑者の言い訳に合理的理由がないという場合は、被疑者(被告人)が犯人であることの、疑いが高まるといわれています。 ここで、お聞きしたいのは、では、被疑者の言い訳に合理的理由がないというのは具体的に彼がどのような言い訳を弄している場合をいうのか。具体例などを提示して、色々な場面を教えてくださいませんか。
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合理的理由が無い場面はいくらでも考えられるでしょう。 ナイフを持ち歩いて、「リンゴを切るつもりだった」 人を殴って、「そいつに殴られそうな気がした」 信号無視をして、「お腹が痛くて救急病院に行こうとした」 ”合理的な理由がある”の線引きを知っておいたほうがいいと思いますよ。 有名な判例で言うと、 深夜のジョギング中に催涙スプレーを持っていた男が軽犯罪法違反で起訴された例で、 ・肥満のため医師から運動を勧められていた ・仕事の関係で深夜じゃないとジョギングするのが難しかった ・過去にヤンキーに絡まれた経験があった という言い訳が合理的理由として認められ無罪となった事例があります。 逆に言えば、上記3つの言い訳のうち1つでも欠ければ 合理的理由として認められない可能性が高かった微妙な事例です。
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- hekiyu
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いくらでもあると思いますが。 こういうのは、思いつきばったりではなく、 筋道立てて考えるのが大切です。 例えば、被疑者の言い訳には (1)事実に関するもの (2)内容に関するもの がありますので、それぞれに合理的理由が 無い場合が考えられる訳です。 事実面では、被疑者の言い訳と矛盾する 物的証拠がある場合とか、矛盾する目撃者 の証言があるとかになれば、合理性に欠ける ことになるでしょう。 被疑者の言い訳で、前後で言っていることが矛盾するとか。 内容が合理性を持たない場合、例えば ドラえもんとか、およそ信憑性に欠ける場合。 尚、供述のウソを見破るテクニックとして典型的 なのは反対尋問によるものがあります。 例えば、証人の証言です。 証人は、犯罪現場を見て、それを記憶し、法廷で 表現します。 だから、本当に見たのか、記憶は確かか、表現に 誤りや誇張はないか、それぞれ検証します。 例えば、被疑者が被害者を殺すのを見た、という証言があった とします。 この場合。 (1)証人は、本当にそれを見たのかを問いただします。 それは何時、何処で見たのか。 その時の天候はどうだったのか。明るさは? あんたの視力は?・・・。 と、事細かく問いただしていきます。 専門家にこれを繰り返しやられると、大抵のウソはばれます。 (2)次に、見たことを記憶した訳だが、その記憶は確かなのか を問いただします。 そんな昔のことをよく覚えているな。 記憶力がよい? なら三日前の朝食は何を食べた? (3)それもクリアーできたなら、記憶の内容と、いましゃべっている 表現との間に食い違いがないか、つまり記憶通りのことを しやべっているのか、正確に表現できているのか、を 尋問します。 赤だった。 赤にも色々種類があるがどんな赤だった? 薄い赤か、濃い赤か、朱色ではなかったのか・・・・。
- saksak82
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財布持ってないのに、買い物に行く途中だった、またはその帰りとか。 万引きで捕まって、財布ないのに買うつもりだった。 とかですかね。簡単なものだと。
お礼
ありがとうございました。