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生分解性プラスチックの経済性

今、生分解性プラスチックについて調べています。 インターネットでいろいろと調べているのですが、新しい情報がなかなかないので教えてください。 ある資料には『生分解性プラスチックは既存のプラスチックと比べて3~5倍の費用がかかる』とありました。 そこまで高いと環境にやさしいとはいえ普及しないように思うのですが、現在ではどのくらいの費用がかかるのでしょうか。 ちなみに、その資料は2001年のデータを使っていました。 どなたかご存知の方がいましたら、教えてください。 よろしくお願いします。

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  • PE-yoshi
  • ベストアンサー率77% (7/9)
回答No.2

現在、生分解プラスチックと呼ばれているものには次のものがあります。 1.微生物から得られるもの   ポリヒドロキシブチレート 2.化学合成により得られるもの   ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペート   ポリカプロラクトン、ポリ乳酸   ポリビニルアルコール、ポリエチレンサクシネート 2.天然高分子   デンプン、酢酸セルロース、キトサン+セルロース 生分解プラスチックの市場規模は、2001年に5100tであり、2003年には1万トンを越えるとされています。 これらのうち、化学合成によるポリブチレンサクシネートやポリ乳酸の生産量が大きく、実用化段階にあります。 しかしながら、まだまだ、量的には少なく、使用される用途も限られているため、ポリ乳酸で500円台/Kgと既存のプラスチックに比べて3~5倍となっています。数年後には300円前後/Kgとなる可能性もありますが、用途がどれだけ広まるかによります。 ところで、生分解プラスチックが環境に優しいと言われていますが、そのような時代は過ぎたと考えています。 地球温暖化や資源枯渇が危惧され、持続可能(Sustainable)な社会に向けた取り組みとして、資源の有効利用に向けた取り組みが広がっています。 プラスチックにおいては3R(Reduce,Reuse,Recycle) が進めれられており、そのような中で、生分解プラスチックは、安易に捨てる意識を助長し、また、捨てるときに熱エネルギーも回収できないことから、環境に優しいとはいえないと考えます。唯一環境に優しいといえる点は、 ポリ乳酸などの一部の生分解性プラスチックが、植物を原料として造られていることです。植物は再生可能な資源であり、大気中の二酸化炭素を増加させないことから、 植物を原料とした非生分解プラスチックが必要となると考えています。 

masakic
質問者

お礼

お答えいただいてありがとうございます。 生分解性プラスチックが環境にやさしいとは言い切れない、ですか。 新たな方向が見えてきているんですね。 ホントありがとうございます!

その他の回答 (1)

noname#21649
noname#21649
回答No.1

たしか.米国の「生体分解プラスチック」は.通常のプラスチックに馬鈴薯でんぷんを混ぜて成形したもので.**%生物分解した.と報告されていますが.でんぷんが分解しただけで.プラスチックが分解するような性質になっているのではありません。 したがって.環境負荷は他のプラスチックと同等か.馬鈴薯でんぷんを加えた文.悪い.ということになります。 だから.虚構として環境負荷と経費との比較をすることができないのです。 なお.長野で作られている(た)リンゴ絞り粕よりつくられた「プラスチック容器」については.西方を調べていません。

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