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適切な言葉使い

5つの中から言葉使いで適切なものを選ぶんですが・・・ 1.お客様が参られました。  2.「あの本を予約したい」と、お客様が申されました。 3.これが新しいカタログです。どうぞ拝見してください。 4.明日の朝、私どもからご返事いたします。 5.ご主人は土曜日の午後、ご自宅におりますか? 私は4番だと思うのですが、「私ども」のところが・・・ 「私くしども」なら納得できるですが。 それか5番も悩みました。 お願いします。

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  • hakobulu
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回答No.8

国語審議会答申によると、謙譲語は「謙譲語I」と「謙譲語II」に分類されています。 「謙譲語I」は一般的な用法で、 「その書類はわたしが社長に【お届け】いたします」「明日、先生のお宅に【伺って】もよろしいでしょうか」などがあります。 「届ける・行く」という自らの行為に対して、「届ける先・行く先」が敬意を示すべき対象なので、「お届けする・伺う」という謙譲表現をしているわけです。 一方、自らの行為なども含め、特に敬意を示す必要のない行為者・動作主に関する動詞であっても、話し相手、または読者に対して丁重な表現をするために使われるのが「謙譲語II」です。 「その会合には、わたしが参ります」「母がこのように申しておりました」などがあります。 「参る・申す」は「行く・話す」の謙譲語ですが、「行く先(会合)・話す主体(母)」は敬意を示す必要のある対象ではありません。 しかし、「その内容を伝える相手に対して丁重に述べる」ための表現が謙譲語IIです。 「参る・申す・いたす・おる」などが典型的な例になるでしょう。 ◇ 例文の1・2・5に関しては、この謙譲語IIに関する間違い例文と言えます。個別に答えて参ります。 >1.お客様が参られました。 : 「参る」という謙譲語IIを使っているので、伝える相手に対して丁重なのは良いのですが、肝心の動作主体である「お客様」に対する敬意が欠落しています。 『お客様がいらっしゃいました』のように、「来る」の尊敬語「いらっしゃる」を使うのが適切です。 >2.「あの本を予約したい」と、お客様が申されました。 : 1と同様で、「申す」という謙譲語IIを使っているので、伝える相手に対して丁重なのは良いのですが、肝心の動作主体である「お客様」に対する敬意が欠落しています。 『「あの本を予約したい」と、お客様がおっしゃいました』のように、「言う」の尊敬語「おっしゃる」を使う必要があります。 >5.ご主人は土曜日の午後、ご自宅におりますか? : 上2例と同じく、「居る(おる)」という謙譲語IIを使っているので、伝える相手に対して丁重なのは良いのですが、肝心の動作主体である「ご主人」に対する敬意が欠落しています。 『ご主人は土曜日の午後、ご自宅にいらっしゃいますか?』のように、「居る」の尊敬語「いらっしゃる」を使うのが適切です。 ◇ 3は謙譲語Iの誤った用法になります。 >3.これが新しいカタログです。どうぞ拝見してください。 : 「見る」という動作の主体が「相手(おそらく顧客)」なので、その動作に対して「拝見する」という謙譲表現をするのは間違いです。 『ご覧になってください』と尊敬語を使う必要があります。 「わたしが拝見します」であればむろん可です。 ◇ >4.明日の朝、私どもからご返事いたします。 : この4だけが正しい表現です。 「返事をする」という動作の主体が「私ども」なので、「返事する」の謙譲語I「ご返事する(ご返事します)」を使いますが、「~いたす」という謙譲語IIを合わせることによって丁重さが加わり、敬意を明確に表現していることになります。   

その他の回答 (8)

noname#227653
noname#227653
回答No.9

まず、次のことを理解して下さい。 自分がすることを言いたいときは謙譲語を使います。 他者(自分以外の人)がすることを言いたいときは尊敬語を使います。 ではいきますよ。 1は「お客様」つまり「他者」が来た、と言いたいのですね。だから尊敬語を使わなくてはいけません。 「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」、謙譲語は「参る」です。 だからこの場合は「お客様がいらっしゃいました」が正しい。 2は「お客様」つまり「他者」が「言った」と言いたいのですね。だから尊敬語を使わなくてはいけません。 「言う」の尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申す」「申し上げる」です。 だからこの場合は「お客様がおっしゃいました」が正しい。 3は話している相手つまり「他者」が見ることを求めているわけですよね。だから尊敬語を使わなくてはいけません。 「見る」の尊敬語は「ご覧になる」、謙譲語は「拝見する」です。 だからこの場合は「ご覧になって下さい」が正しい。 4は「私ども」が「返事する」、と言いたいのですね。だから謙譲語を使わなくてはいけません。 「する」の尊敬語は「なさる」、謙譲語は「いたす」です。 だからこの場合は「私どもからご返事いたします」が正しい。 5は話し相手のご主人、つまり「他者」が「いる」かどうかを尋ねてるわけですね。 「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」、謙譲語は「おる」です。 だからこの場合は「いらっしゃいますか」が正しい。 ちなみに「私ども」は「私たち」のへりくだった言い方ですから問題はありません。「私」で「わたくし」と読むので「私くしども」だと「わたくしくしども」になっちゃいますよ。 というわけで4が正解です。

noname#177363
noname#177363
回答No.7

1.手持ちのテキストでは「参る」は“丁重語”とされています。なので主語がお客様なら、尊敬語を使うべきで「いらっしゃいました」「お越しになりました」「おいでになりました」「見えました」でないと、失礼です。 2.「申す」は謙譲語です。謙譲語にいくら「~されました」という尊敬表現を付けても正しい尊敬語にはなりません。 3.「拝見」も謙譲語です。カタログを見せる相手とは、つまりはお客様や取引先なので、尊敬語の「ご覧ください」を使うべきです。 4.私は「私」で“わたくし”と読みます。パソコンでも「わたくし」を変換すると「私」になります。なので、問題はないと思いますが。 5.「~におる」というのも、標準語では丁重語です。一部西日本方面では「おる」=「いる」という用法があるようですが、だとしたも「おりますか」=「いますか」ということになり、尊敬語ではなく丁寧語でしかありません。「ご自宅」という尊敬表現を使っているので「いらっしゃいますか」「ご在宅ですか」などの尊敬語を使わないと、バランスが悪いです。 一応、敬語のテキストを参考にしています。念のため…。

  • gldfish
  • ベストアンサー率41% (2895/6955)
回答No.6

削除法で4.しか残りませんでしたよ。 1.「参る」は謙譲語ですよね。客に対してふさわしくないです。「いらっしゃいました」では。 2.「申す」も同様に謙譲語では。望ましいのはおそらく「おっしゃりました」。 3.「拝見する」も謙譲語らしいですが、それ以前に、相手に対して「拝見してください」とか「あなたが拝見していらっしゃった」等とは言いませんよね。これはやはり自分(や自分の属している組織)にしか使えないと思います。・・・それが「謙譲」ってことなのでしょうけど。 5.「おります」が謙譲語。これに関しては赤の他人に使えないのは明白では。「いらっしゃいますか」ですよね。 「私」の読み方は「わたくし」。 「おられますか」は地域によっては敬語として当たり前に使われますが、あまり標準的ではないと思います。そもそも今となっては「おる」自体が古い表現ですからね。「家におります」よりも「家にいます」が一般的だと思います。「~しております」といった表現であれば(なぜだか)今でも日常的に使われますけどね。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.5

3、これが新しいカタログです。どうぞご覧下さい。 拝見は見るの謙譲語 お手紙拝見いたしました。 2、 「申されました」でも間違っているとは言えませんが、普通は「おっしゃいました。」です。 5、ご主人は土曜日の午後、ご自宅におられますか。 ご在宅ですか。 1、4、は問題ないと思います。 辞書には「わたくしも」漢字は私という字のみで表記されています。 私をわたしと読むのは、わたくしの約となっています。~広辞苑第6版より

回答No.4

1.参られました ⇒ いらっしゃいました。おいでになりました。お見えになりました。 2.申されました ⇒ おっしゃいました。 3.拝見してください ⇒ ご覧ください。 4.○ 5.おりますか ⇒ いらっしゃいますか。おいでですか。

回答No.3

1.でしょう。店員同士の会話などであれば。 2.あの本のご予約をなさりたいと、、、 3.こちらが新しいカタログになります。どうぞご覧ください。 4.ご連絡申し上げます。 5.ご主人様は土曜日の午後はご在宅になられますか。

回答No.2

5番です。 「おりますか?」ではなく「おられますか?」or「いらっしゃいますか?」でしょう。 4番はこの場合「わたくしども」と読むのが普通ではないかと。

noname#255857
noname#255857
回答No.1

私どもの部分はワタシドモ、ワタクシドモとどちらにも読めるけど、 前後の文から判断するに、ワタクシドモと読むところだと思う。 5ばんは「おられますか?」なら有だと思う。