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クロム錯酸アゾ化合物等による皮膚炎について教えて
3週間前にメッキ工場に就職し、黒アルマイトの作業をするようになり、 アルマイト機械から、製品が出てきて、エアーガンで部品についている 水洗いの液を吹き飛ばす作業をしています。最近、体全体の皮膚が かゆくて、かいてしまった結果、赤い引っかき傷が出来てしまいました。 (赤い水ぼうそうのような感じの皮膚炎) 製造部長に聞いたら、薬品は、硝酸、希硫酸、クロム錯酸アゾ化合物 の染料を使っているという事です。 原因を調べてくれる病院は、東京都・神奈川県にありますか? また、クロム錯酸アゾ化合物という染料は、クロムの化合物ですか? 分かる方がいましたら、至急、教えて下さい。
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クロム錯酸でなく、クロム錯塩アゾ染料ですね。 アゾ染料しかないので、クロム錯塩染料、含クロム染料 クロム含金染料ともいいます。 化合物としてはクロム錯塩アゾ化合物です。 6価クロムが接触皮膚炎を起こすことはご存じでしょう。 クロム合金(含クロムステンレスなど)の装飾品や クロムメッキの品が過敏症の人に接触皮膚炎を起こす こともあります。 夏の汗による酸で微量のクロムが6価イオンになり 溶けだすためです。 クロム錯塩アゾ染料は水にとけるのでどうか。 クロム錯塩はクロムイオンの形でなく、クロム原子に アゾ染料が結合(配位という)した形の大きいアニオンと して水にとけているので違います。 全く無害というわけでなく、染料の粉塵には注意する よう喚起されています。 しかし私は染料溶液が接触皮膚炎をおこすこととを 聞いたことはありません。 それでは完全に無害化というと、他の製品ですが皆には 影響がないのに特定の人(過敏症でしょうね)だけ皮膚炎 を起こした例があります。 別な仕事に配置替えしました。 貴殿の場合この可能性が考えられます。 アレルギー皮膚炎の専門科がよいでしょう。 大病院ならどこでも判ると思います。
お礼
誰に聞いても、よくわからなかったのですが、 Pinhole-09 様、本当にありがとうございます。よくわかりました。
補足
早々のご回答、ありがとうございます。 大変、よくわかりました。 補足 軍手を付けて、1日の作業が終わるころには、水溶液が蒸発して、軍手が黒くなっています。 また、水色の靴も、黒い斑点が付いた状態です。 水洗浄をしていますが、その溶液に含まれていて、水分が蒸発した結果、黒の染料が、 付着したものと思われます。 他の人の軍手も、靴も同様です。また、アルマイトを処理した後、冶具から部品を取り外す時、 皆、素手で作業していて、作業が終わると指先が黒くなっています。 上記のような作業です。