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漏電と断線について

電気の基礎について勉強している者です。 断線と漏電について教えてください。 私の認識では、 断線は添付図(1)のようにある電路でケーブルが切れていて、電流が流れていないということで 漏電は添付図(2)のようにある電路でケーブルから漏れている(アースに落ちている)ため過電流が 流れているということであると思っています。 しかし漏電はケーブルが切れて電気が漏れているということだと思うので、断線と同じとも考えられ、違いがよく分からず混乱しています。 断線も回路図としては添付図(2)のようになるのでしょうか? 漏電と断線についてご教授お願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fujiyama32
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回答No.2

漏電した時の概念図を貼り付けましたので、参考にして下さい。 ケーブル等は導体(銅線)の周囲に高抵抗の絶縁物により被覆されて 使用されています。 長期間使用したり周囲温度が高い状態で使用されますと絶縁物の絶縁 性能が低下します。 また、何らかの要因で絶縁物に傷がつきますと、同様に絶縁性能が 急速に低下します。 絶縁物の絶縁性能が低下しますと概念図の点線のように金属フレーム や大地を経由して微小な電流が流れます。 この時、絶縁物の絶縁抵抗により漏れ電流の大きさが変化します。 この漏れ電流が漏電電流です。 漏洩電流が流れますと金属フレームに電圧が発生しますので、感電 事故やボヤ・火災等の事故に進展します。 なお、直流回路では漏洩電流の検出が難しいので、直流電源部に2つ の抵抗を直列に接続して抵抗器を両極に接続し、中間接続点を接地 する方式が多く採用されています。 また、交流回路では零相変流器により漏電電流を検出し、遮断器に よりトリップさせる漏電遮断器や継電器が使用されています。

nnsvm
質問者

お礼

とても分かりやすかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • fjnobu
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回答No.1

断線は、電路の一部で切れていて、その電路の電流が流れないことです。 漏電は、電路の何処かでアースに接続されていて、帰路が正常な電路以外に出来ていることです。 過電流が流れるか否かは、電路の抵抗値により決まることで、過電流になるかどうかは判りません。 断線と漏電は全く違います。

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