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日記 と 自伝 の違い
更級日記は少女時代の視点で書かれていますが、時々「今思えば・・・」などと、大人になった視点で書かれることがあります。 私の認識する日記はその日その日を記述するもの だと思っていましたが、 どうやら 【定義】日記(にっき)とは、日々の出来事を、ある程度連続的に紙などに記録したものである。 とwikにあります。 こうなると自伝と同じではないのでしょうか・・・
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古典で「日記」は「にき」と読み、質問にあるように、日常の出来事や自分の感想をつづったものです。日常のことが話題なので、当時の学識層には「低い読み物」と見なされ、特に女性が書きました。当時の女性には自身が出世することはなく、出世した男性と結婚することで地位を築きました。 「自伝」を「自分で書いた、偉人の成功物語」と考えるなら、「日記」とは分野が違うと思います。
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- Samantabha
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日記は、日々の出来事を綴ったもの。 自伝は、自分自身のことを自分で綴ったもの。 というイメージではないでしょうか。 自分自身のことを述べるのに、日々の出来事も書くでしょうけれど、日々の出来事の積み重ねだけで自分自身のことを述べることはできないと思います。 政治家が自伝を書いたとして、「私は政治家である」ことを説明するのに、日々の出来事(選挙活動や遊説、国会でのできごとなど)を延々と書き連ねても、政治家自身の「政治に対する思い」や「信念」が端的に分かりやすく読者に伝わるとは思えません。 読者は政治家の“ひととなり”を、個々の出来事、たとえば選挙活動での演説の内容や、国会での答弁などから、拾い上げねばなりません。 それに対して自伝であれば、自分が政治に対していかなる信念を抱いているかを纏めて書いたり、それを実現するために日々どういう活動をしているかという観点から書くことができます。 “ひととなり”を書くのに「日記」的な要素が効果的な場合もあり、それを用いて書くこともあるでしょうけれど、「自伝」の基本的な立場は、「自分という人間はいかなる人間か」を書くことに重きを置いて書いていると言えるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます! たしかに!
- hakobulu
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日記が【日々の出来事】を、ある程度連続的に紙などに記録したもの。 ということであれば、 自伝とは【今までの出来事】を、ある程度連続的に紙などに記録したもの。 と言えそうです。 自伝はある程度まとめて一気に書くことができますが、日記はその日その日の感覚で書かれるものでしょう。
お礼
回答ありがとうございました!! 定義ってすごい!
お礼
納得させられました!!