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本を読んでいてわからないところがありました。
千夜一夜物語(大場 訳)を読んでいてわからないところがありました。引用します。「神のみぞ知る、恋い慕う炎のごとき執念にわれいかばかりしのべるや、心なき乙女を恋いていかばかり病みしかも。」 これを自分なりに現代的な言葉づかいになおしたのですが、「神のみぞ知る、恋い慕う炎のような執念に、私はいくらか述べようかなあ、冷淡な乙女に恋をしてどれくらい病んでしまったことも。」で合っているでしょうか? 説明が本当に下手で申し訳ありませんが、回答して頂けたら嬉しいです。
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大体は合ってますネ。 でもコレはもう、その乙女のコトを「好きで好きで堪らない!!」って感じの恋心を書いた文章ですよね? そういう目で読みなおせば、感嘆部分とかも見えてくるし、「心なき」のニュアンスも変わってくると思いますヨ。 私なりに現代文にしてみます。 神様だけしか知らない私の恋慕う炎の様な執念に、私は一体どれくらい耐え忍ぶことが出来るだろうか? 私を想う気持ちが無い/私の気持ちを知らない乙女のことを恋しく想い、(私は)一体どれくらい心を痛めているのだぁぁぁ!! 「しのべるや(忍べるや)」の「や」は疑問・反語で、「耐えられるのか?(いや絶対にムリ!!)」って感じです。 「病みしかも」の「かも」は感嘆・詠嘆です。 「心なき」は、少なくともこの文章では、現代語の冷淡・冷酷みたいな悪口っぽい意味じゃ無く、「私を想う心が無い」とか「私の気持ちを判ってくれない」みたいな感じです。 「病みし」は、もちろん病気の意味も有りますが、恐らくホントに病気になっちゃったワケではないと思います。 ここは「心の痛み」「心の苦しみ」みたいな訳し方はどうでしょう。 いずれにせよ「恋患い」ですけどね。 恋愛感情的な気持ちって、今も昔も変わらないんだなぁ・・ってコトが良く判る、良い文章ですね。
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- sgrmm33
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今手元に原文がないので前後がわかりませんが、「いかばかりしのべるや」の箇所は「いかばかり/しのべる/や」で、「どのぐらいじっと耐えているか」の意味では。 全体としては「神だけが知っている。恋慕う炎のような執念で、わたしがどれほどじっとたえているか、非情な娘を恋してどれほど病んでいるかを」となるでしょう。
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回答して頂き本当にありがとうございます。
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