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福祉で自分の利益を優先する事はタブーですか?
小規模作業所(知的障害者)に支援員として勤務する30歳(男)です。 今年で、7年目の勤務となりまますが最近、仕事に対するヤル気が沸いてこずに悩んでいます。 理由は、利用者と木工製品を作ったり、畑で栽培した野菜を販売してその収入額を利用者の工賃 に還元する、または作業所の収入にあてたりしていますが、たくさん製品が売れたとしても自分(支援員)の給料は増額されません。 (利用者の工賃は増額されますが…) また、翌日の作業準備 ・ 書類作成などで残業する場合はタイムカードを打刻してから取り組むように所長から指示されているためサービス残業 ・ 持ち帰り業務が、毎日のように発生しています。 他にも、利用者 ・ 保護者から、たくさんの信頼を寄せられたとしても給料が増額されるわけではないと思うと利用者 ・ 保護者に対しても親身になれず日々の利用者の支援も面倒でなりません。 平たく言えば、「仕事 = 金儲け」と考える私にとって、他人(利用者 ・ 保護者)のためにいくら頑張っても自分の利益(給料)にならない。と思うと仕事に対する情熱も冷めてしまい、ヤル気が沸いてこない毎日です。 そこで、福祉の仕事をされている皆さんに答えていただきたいのですが、毎日どのようにして仕事に対するモチベーションを維持しておられるのでようか? また、上司は、「福祉の世界で自分のために働く者は必要ない。」と言っていますが、福祉において利用者のことよりも自分の利益を最優先に考えることはタブーな事でしょうか? ご回答、よろしくお願いします。
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- machaki1220
- ベストアンサー率0% (0/0)
まず所長からタイムカードを打刻してから残業するように言われたり家に持ち帰り仕事をするとのことですが これはサービスですよね? 立派な労働義務違反ですね 労働基準監督所に通報しましょう 残業があればその分貰うのが常識です 家に持ち帰るまで仕事をするにしてもその分もらえるのが当たり前です サービス残業は自分が決めてやるなら構わないのですが上司からは指示を出され行った場合 今までのサービス残業分纏めて支払われるはずです 勇気を出して訴えましょう 全額返済を裁判所から命令がでたという事例もあります
- ayapyhonpo
- ベストアンサー率76% (13/17)
こんにちは。 私も知的障害者の施設で支援員をしている者です。 小規模ではありませんが、授産活動をしている施設です。 質問者様とは年齢も、勤続年数もほぼ一緒ですね。 何か親近感感じますー(勝手にですけど) 「福祉の世界で自分のために働く者は必要ない。」という上司の方の言葉かっこいいと思います。 最高のボランタリー精神でお仕事されているのでしょう。 そういう風に思って働いている方ばっかりだったら、きっと最高の施設ができますよね。 あ、嫌味でそう言っているわけじゃないですよ。 本当にそう思うんです。 でも、少なくとも私はそう思って仕事してません! 自分は自分のために働いているんです。 質問者さんがおっしゃっていること、とてもよく分かります。 どうせ作業工賃上がっても自分の給料には反映されないしなーとか思いますもん。 でも、利用者を支援して工賃アップされることは私の仕事の一部ですから 時間外にやらなきゃならない個別支援計画やケース記録なども、自分の「ノルマ」ですから それはもうやらなくちゃしゃーないわけです。 なんだかんだ言っても頑張ってやりますよ! 多分それはどんな職種に就いてもおんなじだろうと私は思う…。 それに、自分にはカッチカチなビジネスは多分肩が凝ってしまう…。 利用者や保護者さんから信頼を得ることが給料に反映されないとおっしゃられますが 信頼を得られないと、仕事はスムーズに行きませんよね。 効率もわるくなるし、そりゃモチベーションも下がります。 余計に働きにくくなっちゃいますよ! 今のお給料をもらうならば、信頼を得られるように頑張ること! 利益があるかないかは別にして、それはやらないとマイナスにはなるかと…。 これは最低限自分のやることだ…と私は思っています。 何年もの長い間、一緒に生活してきた利用者さんたちですから情もある。 全く愛おしく思わないわけではないし、何かあったら力になってあげたい気持ちもある。 相手の顔色うかがって提供するばかりのサービスではいけないところも 一般企業のお客さんにYESしか言えないサービスとは違うところだし、 自分としては面白くて独自性のある仕事だと思っています。 それが自分には合わないんだ!と言われたらそれまでなんですけどね…。 施設にはそれぞれカラーがあるとおもいます。 ある施設の施設長さんに 「支援者が大切にされなければ施設は成り立たない」という話を聞いたことがあります。 支援者が粗末に扱われる施設はモチベーションが下がって結局支援の質も下がる …とのことでした。 なるほどな~と思って仕方がなかったです。 私はこっちの意見に同意します。片方が犠牲になる支援ってどうなの?って。 「福祉の世界で自分のために働く者は必要ない。」という施設もあれば そういう施設もあるんです。 福祉職全体がこうなのだという概念はとりあえず取っ払ってみてはいかがでしょうか。 今の施設の体質が合わないのならば、別の施設に行くのも良いのではないでしょうか? 福祉において利用者のことよりも自分の利益を最優先に考えることはタブーな事… ではないと思います!!!
- life-alive
- ベストアンサー率66% (10/15)
「仕事=金儲け」あながち間違っているとは思いません。 但し、金儲けを考慮するのは経営者であると思います。 あなたが勤務して得ることのできる給料は労働の対価であり、 あなたが金儲けをしている訳ではないと思います。 >理由は、利用者と木工製品を作ったり、畑で栽培した野菜を販売してその収入額を利用者の工賃 に還元する、または作業所の収入にあてたりしていますが、たくさん製品が売れたとしても自分(支援員)の給料は増額されません。 (利用者の工賃は増額されますが…) >また、翌日の作業準備 ・ 書類作成などで残業する場合はタイムカードを打刻してから取り組むように所長から指示されているためサービス残業 ・ 持ち帰り業務が、毎日のように発生しています。 >他にも、利用者 ・ 保護者から、たくさんの信頼を寄せられたとしても給料が増額されるわけではないと思うと利用者 ・ 保護者に対しても親身になれず日々の利用者の支援も面倒でなりません。 これでは労働の対価を支払うに値しないですね。歩合制の別業種をおすすめします。 30歳で支援員とのことですが、管理者やサービス管理責任者等の役職は? 自分の能力をもう一度再考し、自己研鑽に務めてください。 上役に抜擢されない理由が何かあるはずです。 (まあ上記のやる気云々が上司に伝わっていれば考えるよちもないですが。) 実際に障害福祉サービス事業においてはどれだけ営業していても 定員という壁か必ずあります。 一般企業のように、プレゼンを行い受注先から仕事をいただいて 成績が伸びていく業種ではないんです。 それは、ひとつの施設において得られる給付の額に上限があり その中で運営費等を捻出していかなければならないためです。 仮に金儲けをしようというのであれば複数の施設を経営し 利益を向上していく他ないんですよ。 あなたが言う金儲けを望むのであれば、 (1)大規模の施設に勤務し役職と勤続年数をかせいでいく (2)将来性のある新規参入の事業所で勤務し事業所の総数を増やしていく (3)自身にて新規参入をする が適当ではないでしょうか。 いずれにしても今の状況が続くのであればバーンアウトするのは目に見えてます。 うちの事業所ならあなたみたいな野心のある職員は大歓迎ですがね。
タブーじゃないけれど、でも、事業所全体の人件費を確保したりアップしたりできる手段を考えるのは、トップたる管理者の仕事。 そして、それができる福祉のシステムを作るのは、国の仕事。 どっちも、あなたの仕事じゃないです。 福祉ってのは、はっきり言えば、金もうけは二の次です。 金もうけ以前に、利用者の人に対するこっちの頑張りが先。そういうことをきちっと承知した上で、金もうけにつながらなくても頑張ってゆけるようにしないと、正直、続きません。 でも、こっちが真剣に利用者の方に向き合ってると、利用者の方の暮らしは、たとえほんの少しずつでも変わってゆきますし、表情なんかもずっと生き生きしてきますし、そういったものを見ることが職員として楽しみになってくるんですけどもね。 それによって、給料が少なくてもまだまだ頑張れるし、モチベーションも保ってゆけます。 要は、ちゃんと利用者の方に向き合おうとしてゆかないと、給料が低いだのなんだのと、不満な理由を見つけちゃう。給料自体が直接の原因とは限らないのに。 ある種、燃え尽きちゃったり、仕事に余裕が持てなくなったりしたときにも、そうなります。 なので、職場の仕事の進め方を職員全体で変えてゆくこともコツ。これは、トップだけじゃなくって、あなたの仕事の1つになると思います。 少ない人件費予算の中でできるだけムダな時間を省いていって、サービス残業が積み重なる虚しさをなくしてゆこう、とでもいった感じですね。そういった視点も大事だと思いますけど。 にもかかわらず、まだ不満とかが残ってああでもないこうでもないと言いたくなったなら、そんな職場はさっさとやめなさい。 うだうだ不満を持ったまま働かれても、正直、利用者にとっては迷惑なだけです。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”上司は、「福祉の世界で自分のために働く者は必要ない。」 と言っていますが、福祉において利用者のことよりも 自分の利益を最優先に考えることはタブーな事でしょうか?” ↑ そんなことは無いと思います。 聖人君子などでは無いんですから。 上司さんみたいなことを言っていると、誰も働きに来なく なりますよ。 その被害を受けるのは、障害者さんたちなんです。 頑張ったら給料が上がる、というシステムにしないと 長続きしないと思います。 極少数者である、聖人みたいな人たちを基準にするのは非現実的です。 まあ、予算が少ないのが根本的原因なんでしょうけど。
質問者さんは、ご自分の給料はどこから出ているのか、わかっているのか。 障害者は、支援者に支払うために働いているのではありません。 タブーなことを考えているより、会社に勤めることと福祉の仕事をすることの、根本的違いがわかっていない。 そこがわかっていないと、福祉の仕事は苦痛です。 給料が少ないのは、障害者の収入とは無関係。 この国の、福祉のあり方の問題です。