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授産施設と利益
こんにちは。私は作業所の職員です。 これは授産施設や福祉作業所の職員経験のある方に聞いてみたいのですが、こういった施設というのは、施設の定義として「利用者の方に職業訓練をして、自活させることを目的とする」ということになっていますね。 私がいつも疑問に思うのは、こういった施設では作業を行うことによって利益を上げていくということをどのように考えたらよいのかということです。 つまり、利益を上げていくということを目的にするのか、それともそんなことは度外視して、みんなで仲良く作業をするということを目的とするのか。 私は上司の方から前者の立場で仕事をするよう教わってきたし、私自身もそのように考えるのですが、施設や作業所によってはそうした考えを真っ向から否定するようなやり方をする所もあり、どう考えたらよいのかよくわからないのです。 皆さんはどう思われますか。
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同じく福祉施設職員です。 福祉施設は、goxn5746さんの言われているように『利用者の方に職業訓練をして、自活させることを目的とする』が第一目的で間違いないですよ。 ただ施設にとっては、利益を上げることも第二目的です。利益がないと施設の維持と利用者工賃が払えませんから。そのせめぎ合いの中で、仲良く作業をやりつつ、作業のための職員の残業代が増加しないようにするのかが難しいところですが。あくまで「社会」の中にある社会福祉ですから。 利益を上げることが第一目的でないため、一般の会社の論理から見れば奇異な点があるのかなと思います。
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- cha-suki
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補足です。 「利益追求が目的です」が一般の会社のですが、「利用者支援」が一番の目的で、それ以外にもやたら付随する目的(利益、職員やその家族の生活など)が多いのでややこしいですね。 旧授産施設でも、旧更正施設に近い、また逆の考えの施設もあるので一概には言えませんが、「利用者不在」のスローガンだけで終わらないようにいろんな角度から考えてみてください。
- tarin-0100
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授産施設や福祉作業所とは利用者の方に職業訓練をして、自活させることを目的とするということになっていますね。追加すれば ・・・・・(福祉の概念とは利潤追求目的では無い」・・・ なのですよ。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 ただ、私も定義はよくわかっているのです。 問題は職員の意識や、仕事をやっていく上での取り組む姿勢のようなものなんですね。 利益をある程度目的にするのでなければ何を目的にするのかということですし、それでは作業の性格が他の施設、例えば更生施設等でやっている作業訓練と同じ性格のものになってしまい、わざわざ授産施設や作業所というものを作る必要はなくなりますね。 問題はその辺のことなのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かにそこが難しいところですね。 ただ、私も職員経験のなかでよくわかるのですが、高い工賃を支払おうと思うと利益を上げていかないといけないし、その姿勢をなくしてしまったら、更生施設等の作業と同じになってしまうと思うんです。 授産施設や作業所の仕事というのは単なる作業訓練のためにやっているわけではないはずですから。