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物理の参考書について
物理の参考書であまり有名ではないが、自分が愛用している参考書があったら教えてください。
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物理数学の直感的方法(長沼 伸一郎)です。 20年以上前、本屋さんでたまたま手に取って、無名の著者の怪しい本だと思いましたが読んでみると面白い。ベクトルのローテーションはこの本で理解しました。その後一旦紛失したのですが、アマゾンで見つけて買い直しました。口コミを見ると結構人気があるようで驚きました。著者の方はどんな方なのか知りませんが、アマゾンで調べても他にはあまり著作は無いようです。
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- Ae610
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有名か否かの判断をどう行えばよいのか分からないため、個人的判断で答える・・・! 当方は専ら「古典物理学」の学習で諸事事足りているため「量子論」以後の「現代物理学」(・・・!?)の事は(当方が如き盆暗頭の出来からして、負荷に耐えられないので・・・!)「蚊帳の外」状態ではあるのだが、ランダウ・リフシッツの「小教程」の「量子力学」を読んでいる程度の状態である。 そんな状態なので、「量子論の進展」の形跡などどのように辿ってきたか興味があったので、その方面の事を書いてあるような本がないか探していたところ「ドンピシャ」な本があった・・! 当方はその著者の事を存じ上げていなかったため、ここの質問(→余り有名でない!?)に挙げる事で失礼に当たってしまうのではと畏れているが、「当方の無知さ加減」を露呈していると言う事でお許し頂きつつ・・・、 # 「量子論の発展史」高林武彦 著 (ちくま学芸文庫) ・・・が、この方面の「蚊帳の中」に立ち入りを赦してくれているmyお気に入りの本である・・!!
- tohoho2
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参考書ではないが、 量子の道草―方程式のある風景(保江 邦夫) を読んで量子力学がわかったような気になった。 訳のわからない量子力学の計算に嫌気がさしたら、息抜きに読んでみると新たな世界が開けるかも。
お礼
今のところ量子力学の計算に嫌気はさしていないので、嫌になったら、この本のことを思い出します。
愛用している本となると、力学では、ランダウの力学とゴールドスタインの古典力学です(当たり前すぎますね(^^;))。 電磁気学では、ランダウの場の古典論に力尽きた時に買った、砂川先生の理論電磁気学ですが、理論電磁気学を独習している時に(というか今もそうですが)、理論というか現場の雰囲気や動機付けが非常に良く伝わってきて役に立ったのが、 ・思想としての物理学の歩み(下),フリードリッヒ・フント,吉岡書店,1983年. でした。 熱力学では、古典熱力学の本質をがコンパクトにまとまっていて、フェルミ熱力学(三省堂)は一読で気に入りました。 これから愛用しそうな本は、やはりランダウの量子力学ですが、ランダウとは別の視点から量子力学をコンパクトにまとめた、 ・量子力学1,カンパニエーツ,東京図書,1980年. には捨てがたい味があります(絶版です(^^;))。 物理の本ではないですが、 ・微分形式の理論,フランダース,岩波書店,1967年(第1刷). は読んで損はないと思います。数学系でも物理系でもなく、工学系に読ませるために書かれたというスタイルが、自分には有難かったです。1987年に第11刷が出たほどの人気ぶりでしたが、どうやら絶版のようです(^^;)。 最後に山本義隆ファンとして。ある意味内容が高度なので、余り話題に上りませんが、 ・解析力学I,II,山本義隆,朝倉書店,1998年(第1刷). は、ここで頑張っておけば、量子力学も一般相対性理論の数学も苦労知らずで行けるぞ!、と思わせる内容です。絶版じゃありません(^^)。2010年に第9刷が出ている勢いです。次は、ふつうに言う参考書ではないですが、 ・重力と力学的世界,山本義隆,現代数学社,1981年. は読み物としても面白く、良く読み返します。内容は間違いなく大学レベルです。でも絶版みたい・・・(^^;)。
お礼
回答ありがとうございました。量子力学1,カンパニエーツ,東京図書,1980年.をAmazonで調べたら恐ろしい値段が付いていて驚きました。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
解析力学の本はほぼ全て持ってますが、圧倒的に頻繁に参照するのは 解析力学 (パリティ物理学コース) [単行本] 並木 美喜雄 (著) です。 初心者には難解で、ぼろぼろになるまで読み返す覚悟が必要。 そういう意味であまり人気がないみたいですが、 でも、得られるものは大きく、私にとってはなくてはならない本です。 もう書店では売ってません。残念です。
お礼
解析力学に関しては、「大学演習 力学」にある一部分くらいしか参考書と呼べるものがないので、一度調べてみます。ありがとうございました。
- WiredLogic
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いわゆる「参考書」でもなく、おそらく質問者さんが知りたいと思うような本ではなさそうで、自分で、普通にいう意味での「愛用」をしている訳でもありませんが… 秀和システム 田原真人著「図解入門・微積で楽しく高校物理がわかる本-社会人のための再入門」 http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/1280.html 微積の入口、高校の力学と電磁気学の入口を、図解主体に解りやすく、結びつけた状態で、解説してある本で、高校・大学共通で、微積・物理入門にもって来い、中学~高1くらいで、これを読んで、考え方の基本を身に付けてしまえば、途中、余り悩まないんですむんじゃないかという本です。 物理が難しいという子には、この本と、地元の図書館にある、小中学生向け・理科なぜなに事典的な本を、何冊かお勧めしている、という意味で「愛用」しています。 これと、学校で購入させられていなかったら、数研出版「フォトサイエンス物理図録」、これはお勧め。できれば、同シリーズの「理科総合I」「理科総合II」なども持っていると、色々と楽しくて便利です。このシリーズは、学校で買わされるのと基本同じものが、一般書として、学参コーナーで売ってます。 手に入るなら、旧課程の「物理A」の教科書なども、基本の考え方をつかむのに、とてもいいのですが
お礼
できれば、大学生レベルのものを知りたかったのですが、質問の仕方がよくなかったですね。回答ありがとうございました。
- T-gamma
- ベストアンサー率55% (63/113)
わくわく物理探検隊 これほど難問を分かりやすく説明している参考書はなかなかない。 残念ながら旧過程版しかないが、”物理”を学ぶ上では問題ない。
お礼
そのような本もあるのですね。回答ありがとうございました。
お礼
「物理数学の直感的方法」、本のタイトルだけみても、面白そうですね。一度調べてみます。回答ありがとうございました。