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なぜ政治家はダムをつくりたがるのですか?
よくニュースで問題になってますが、国民からの反対が多い中、どうして作ろうとするのですか?? 政治家にとって何かメリットがあるのですか? 国民にメリットがないのにする必要性がまったくわからないです。 無知ですみません。ネットで調べたのですが、こういったことはなかなか載ってなかったので質問させてもらいました。 よろしくお願いします。
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- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
ダムのような大きな話しはいったん走り始めるとなかなか止めるのは難しいのだと思います。計画から完成までは何十年がかりです。高度成長期に持ち上がった話しがなかなか止められないのでしょう。 必ずしも政治家の提案ではなく、官僚の提案というケースが多いのではないかと思います。いる、いらない、といっても地震対策と似て常に賛否両論があるテーマなのだと思います。30mの津波が来ても日本中で誰一人死なないで済む設備はいるのか、いらないのか、みたいな。 いったん持ち上がった話しはいろいろ利害関係者が出来ますから、簡単にやめるとは言いにくいものです。 もともと住民に賛否両論があったりしますと、うっかり中止と言うとますます大もめします。 住民が反対が多かっても工事を始めてしまうと住民も引っ越したりし始めます。商店街や観光業は犠牲を払って国に協力する形ですので、中止すると下駄を外されと言って大もめします。
- gooid_send
- ベストアンサー率15% (62/395)
総理大臣並びに内閣がコロコロ変わるので、指揮命令系統もコロコロ変わり、その結果として根拠のハッキリしない、目的が曖昧な、一貫性のないムダだらけの訳のわからないものが生み出されることにもなります。 また無駄と指摘されるものでも本当に無駄なものとそうでないものあがあり、野党としての批判のために無駄という作り話をしている場合もあります。例えば民主党は無駄を削減すれば増税なしにすべての改革が行えると言っていました。また昨今の野党のいう無駄というのもこれと似ています。 昨今は嘘であろうと何であろうと「無駄指摘を見せることが最大の人気取り」になるのですね。
- gooid_send
- ベストアンサー率15% (62/395)
無駄の定義も人によりまるで違います。 例えば八ッ場ダムです。 民主党は無駄としました(最近変わりましたが)。 が、石原慎太郎都知事を始め 関東圏の多くの知事たちは必要だと言いました。 国のあり方、考え方により無駄の定義は大きく異なることになるのです。
- gooid_send
- ベストアンサー率15% (62/395)
総理大臣並びに内閣がコロコロ変わるので、指揮命令系統もコロコロ変わり、その結果として根拠のハッキリしない、目的が曖昧な、一貫性のないムダだらけの訳のわからないものが生み出されることになるのです。 また無駄と指摘されるものでも本当に無駄なものとそうでないものあがあり、野党としての批判のために無駄という作り話をしている場合もあります。例えば民主党は無駄を削減すれば増税なしにすべての改革が行えると言っていました。また昨今の野党のいう無駄というのもこれと似ています。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
票が欲しいからです。 選挙幾何学の結果、政治家は、日本の国益ではなく 選挙区の利益だけを考えるようになっています。 国家的見地から見れば、無駄でも、選挙区の地元 から見れば、仕事が増えて、お得になります。 そして、 それは、仕事を持って来てくれた政治家様のお陰だ、ということで 選挙に有利になります。 だから、全国区一区だけの、完全比例代表制にすれば こういう弊害は無くなるでしょう。 ただ、そうなると、小党が乱立して、強力な政治が やりにくくなる、という副作用が出る、と言われて います。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
> 国民からの反対が多い中 その認識が間違っているのです。 国民が本当に反対しているなら、ダム建設を推進する政治家は落選するはずです。 ダム建設を推進する政治家をたくさん抱えている政党は消滅するはずです。 実は、国民が反対するのは、よその選挙区のダム建設に対してであって、自分の選挙区のダムではありません。 実際、ダムを造れば、地元は潤うのです。 コンクリートも売れるし、雇用も増えるし、弁当売りも儲かるし、トラックの運転手だって運賃が高くなるし、それらの人の所得が増えるから税金も増えて公務員も喜ぶし、ひとつひとつ儲かる業種をあげていくと読む気がしないほどたくさんの業種を書けてしまう。 また、実際に洪水の可能性が減ったりもします。 それらが選挙民にとってのメリット。で、選挙区の人の多くは喜ぶんです。 もちろん、例えば騒音や振動を理由に反対する人もいるでしょうけどね、多くは喜ぶ。 その結果、その工事を推進した候補者・政治家はたくさんの票をもらって、次の選挙で楽に当選できるのです。 それが政治家にとっての最大のメリットですね。 (ダム建設で落選のリスクが高まるなら、政治家は敏感ですので、ダム建設を止めます) 学習効果で、よその選挙区の議員も「なるほど、ダムか」と思って、ダム造りを推進する。 また、その選挙区の人がよろこぶ。 また当選、楽々当選できる・・・ という循環ですね。 ダム推進派の議員が多数生き残っているという事実が、私の書いたことが正しいという何よりの証拠です。 ちなみに、信濃川にダムがありまして、電気を作っています。一部、水が涸れて魚がいなくなった由。 作った電気は全部、東京に送って、山手線の電力(山手線が使う電力量?)をまかなっているとか言っていたと記憶しています。 報告書を偽造して、東電だか盗電だかが、大量に水を盗んで電気を作っていたのがばれて、取水・発電を停止させられたのです。 水が流れて、魚も復活。 \(^o^)/ でも、もうちょっとで山手線が動かなくなるところだったようです。 で、新潟県の知事さんや、地元の人は、早々に取水・発電に同意してあげましたとさ。 新潟のダムで作った電力で山手線を動かせる、というのは、国民のメリットと言わないのでしょうか。都民のメリット、かな。
- 2011yasukare
- ベストアンサー率22% (2/9)
ANo.1の方と同じです。 ちなみに、八ツ場ダムの建設再開の場合ですが、 利害関係者のうち受益者に圧倒的に有利な構成で判断が進められています。 八ツ場ダムの建設の条件を変えれば、この判断は無かったはずです。たとえば、 (1) 建設費、管理費等は、受益者が負担金を払い、残りは国費で行う。 → 建設費、管理費等は、国が費用の一部を負担し、計画の想定外に増える対策費等は受益者が負担する。 (2) ダム運用は国が行う。ダム関連の災害に伴う保証は国が責任を負う。 → ダム運用は受益者が外部団体を設立して行う。ダム関連の災害に伴う保証は受益者が責任を負う。 受益者が、真っ当な負担を負えば、正当な投資効果を判断します。 日本は、これが成り立たない利害関係を構築してダムを建設しています。 ダムによっては、受益者に将来負担を隠して建設したものもあるようですが。
- localtombi
- ベストアンサー率24% (2911/11790)
>政治家にとって何かメリットがあるのですか 建前では、ダムは治水・利水効果によって河川周辺の自治体や住民に安全・安心、快適な生活が保障され、それはひいては公共の福祉に寄与するというものですが、本音では、地元土建屋に莫大かつ長期的に仕事を与えることができ、それで票をもらうことでバーターとなって、それは自身の政治家生活の安泰に繋がるからです。 特にダムのような大型公共事業は、単に本体を造るのみならず、移転代替地や周りの施設整備、道路整備・拡張、河川の整備までできますから、土建屋から票をもらえる恩恵は大きいです。 そこには、国民が必要でない云々の入り込む余地は全くありません。 政治屋が自らが死ぬまで政治をすることが出来て、そのためには土建屋に仕事が回って、そのためには公共事業が続けられる・・という仕組みを考えさえすればいいのです。 政治屋はそういう仕事です。それが政治屋にとってのメリットですね。