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ZCTとCTの明確な違いはなんですか?
用途等で違いがあるのは分かりますが、構造上特別な違いがあるのでしょうか? ZCTにはktltがあるのは知っていますが、他はCTと同等品と考えても良いものでしょうか? 微弱な電流を測定できるように精度で差があるならどの程度の差があるのか 具体的に教えて下さい。
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○4 3相回路の複線図 のCT回路を見てください。各相にCTを入れてスター結線してあります。 零相回路から零相電流を取り出す場合は3相結合した線に流れる電流になります。 直列につなぐのではありません。
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- toiawasedesuyo
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ZCTは地絡事故時の零層電流検出用です CTは短絡事故検出用です 地絡事故は電源側、負荷側事故と区別して検出する必要があるので、Kt、Ltと極性があります。 短絡事故はセンサのCTを短絡電流が通過したかどうかなので、極性はありませんが短絡方向継電器と組み合わせる 時は極性が重要です。 ZCTは変電所のリレーに協調して検出する必要があるので、通常は0.2A~1.0A程度で検出します 巻き数比は1/2000が一般的です。 CTも1/2000が一般的ですが、組み合わせる継電器によっては1/1000 1/400等があります。 以上の内容で良いでしょうか?
- sou_tarou
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構造上の違い ZCTは零相電流を検出するので3相一括で貫通する形状になります。 CTは各相 1相分の貫通する構造です。 精度など 変流比が違います。CTは2次側が5A定格のものがおおい。 ZCTは1次側 2次側ともmAオーダーです。 例えば200mA/1.5mAなど 余談 零相電流を取り出すのに各相にCTをつけてCT二次回路の零相回路から取り出す方法などがあります。 また、ZCTで取り出す方法もあります。 零相電流の大きさで使い分けているようです。 例えば、非接地系では地絡電流が小さいため、零相変流器で零相電流を取り出す。 接地抵抗系では地絡電流が大きいので、CTの二次回路の零相回路から取り出すこともできます。
補足
各相にCTを取り付ける場合ですが、回路としてはCT出力を直列接続ということでしょうか?その場合CTの取付向きとCT出力の結線は極性を考える必要ありますか?