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変流器とは?なぜ必要なのか?
- 変流器(CT)は、主回路などに流れる大電流を扱いやすい大きさに変換する装置です。
- 通常の電気回路には大電流が流れており、変流器はその電流を測定するために使用されます。
- ブレーカーやヒューズがある場合でも、変流器は電流の測定や制御に必要です。
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前出の先生方の回答でほぼ出尽くしたのですが 足りない所を少々 以下のメーカで産業用電流計のシェア合計はほぼ8割以上 http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/p_manage/power-monitoring-devices/index.html http://www.fujielectric.co.jp/technica/shohin/11/11.html http://www.daiichi-ele.co.jp/product/product_0005.html で、少なくともこの中には30Aを超えるダイレクト計器は無い(CT不要の電流計) 電流計に限らず、電力計、電力量計等も同様 更に、過電流継電器 や電力トランスジューサも同様 http://www.m-system.co.jp/products/power.html http://www.fa.omron.co.jp/products/family/819/ >ちなみに一般的な制御盤内で1000Aも流れる事ってありえるのでしょうか? 1000A流れるのが一般的かどうかは別にして 定格電流30Aを超えるモータは多い <ダイレクト計器は使えない http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/i_motor/lineup/index_j.htm http://www.fujielectric.co.jp/products/motor/index.html http://www.hitachi-ies.co.jp/products/motor/sanso/index.htm http://www.toshiba-tips.co.jp/main/other/item/itm_sel.asp http://www.tmeic.co.jp/product/electric_motors_book.html >コストなども考えると最善がこういった形となるという事でしょうか? 所謂、業界標準 必ずしも純粋技術論ではなくて経済理論が優先される例は多い 60Aのダイレクト計器の製作が不可能なのではなくて 販売戦略上のメリットが無いので作らない
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- oi7ka4wa5
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>>某サイトの説明に、通常電気回路に使用される変流器とは、主回路に流れる大電流を扱い易い大きさに変換するものです。通常の電気回路には1000A等の大電流が流れています。例えば、その電気回路に流れる電流を測定したいという場合に1000Aもの電流を測定できる電流計などありません。もしあったとしても非常に高価なものとなってしまいます。そこで考えられたのが変流器というものです。+ これは多分某有名電気サイト(電験二種者)の件だと思いますが、1000Aなんていう大電流は通常流れないと思います。 そのサイトには1000Aなんて書いてありますが、稚拙な自分でも少し変だと思います。 高圧A受電でもせいぜい44A高圧Bでも175Aくらいまで、特高受電で(66KV)10000KVAの大工場で87A位まででしょう。 三相200の電動機回路でも120A程度それ以上だと三相400の電動機にするでしょうから、電流は半分になり、もっと大きいと高圧電動機にすると思います。 >>分電盤の中ではなく、ポンプなどの制御盤の中に使っているCTについて教えてください 変流器の設置目的は、設置コスト(設備費)の点に於いてではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。 ですよね、私だけが変に思うのがおかしいのかな?って不安でしたが安心しました。
- EleMech
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CTは、電流計を接続して使用します。 つまり負荷変動に応じて、どれだけ電流が流れているかを確認したい場合に設置されます。 これは、受電盤でも制御盤でも目的は同じです。 その為、分電盤には必要とされる事が少ないので、設置されない事も多いです。
補足
あけましておめでとうございます。 回答ありがとうございます。 設置の目的、CTの役割はわかるのですが、なぜブレーカー(ヒューズ)の後にCTを付けるのか?つまり変流させる必要があるのかということです。 他の回答者様の回答を参考にしますと、ようは、クランプメータで言うとクランプの部分がCT部でメーターの部分が電流計になっていて、それで計測すれば済むのだが、200V位の制御盤を扱う場合電流計の設置が義務となっていて、直接直入れできる安価の電流計ではせいぜい5Aくらいまでしか測れない、仮に直接はかれる電流計があったとしても高価なものばかりで、扉に付けるには安全面から電流を下げて配線したり電線を細くしなければいけない規制もあり、それにはCTが必要でCTを使うなら高価な電流計は必要ない、コストなども考えると最善がこういった形となるという事でしょうか? ちなみに一般的な制御盤内で1000Aも流れる事ってありえるのでしょうか?一瞬でヒューズが飛びそれで遮断されておしまいで、もし流れるような回路ならCTがないと怖くて扉に触れませんが。
- sentakuya
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あくまでも例ですが200V7.5kWの誘導電動機だと盤内配線は8sq以上で行うように規格・基準があります。これは当然電動機の電圧・容量によって違います。 動力制御盤だと主回路は盤内、スイッチ・計器類は盤面を設けます。 まずCTの配線に主回路8sqや更に大きいサイズの電線を往復させるわけには行きません。 そこでCTを介して2sqで配線するのが通常です。 厳しいユーザーでは400Vは勿論ですが200Vを盤面にもっていくことを禁止しています。 逆に言えば電流計は5A(稀に1A定格)定格オンリーで目盛板さえ各種製造すれば良いので計器メーカーは楽ですよね・・・
お礼
あけましておめでとうございます。 配線の規格基準の決まりごとがありなくてもいいような場所にわざわざCT設けているのですね、確かに電流計の所に来ている線は細い線で来ています。別に盤に電流計がなくてもクランプメーターで測れる位の電流しか流れていないのだからいらないような気もしますが設置も決まりごとになっているんでしょうね、ありがとうございました。
CTの目的は電流の減流意外にも減圧の目的も有ります 直接、主回路から電流を計ると、電流計には 主回路と同じ電圧が掛かります 得に制御盤の扉に取り付ける際などは、オペレーターの手の触れる箇所に 高電圧が掛かる可能性が有るわけで、非常に危険です そう言った回路にCTを入れる事により、安全な電圧に下げる事が出来ます ですので、AC400V系の制御盤なんかでは5/5Aと言った具合に 一見、必要ない様な使い方をする場合が有りますが、それは 安全対策の為に使う訳です 200V程度であれば問題は無いのですがAC400Vともなれば非常に危険ですので
お礼
あけましておめでとうございます。 なるほど、安全対策の為でもあるのですね 逆に動力200Vの回路で、ヒューズ→CT→ポンプの回路で盤の扉についてる電流計のところを測ってみるとそのまま200Vが来ていました。このような場合は電圧も落としきれてないし、電流も変流する意味も殆どないとのことですね。
お礼
なるほどですね、すっきりしました。 ありがとうございました。