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電圧降下法
下のような2つの回路を使い、電圧降下法にて抵抗を測定するとします。 (1) _電流計_____ | | | | | | 電 電 抵 源 圧 抗 | 計 | |_____|___| (2) _____電流計_ | | | | | | 電 電 抵 源 圧 抗 | 計 | |___|_____| (1)の回路では低抵抗の測定の方が精度がよく、(2)の回路では高抵抗の測定の方が精度がよいと聞きました。それはなぜですか?できるだけ具体的に答えていただけると嬉しいです。
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- ruto
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1の電流計に流れる電流値は抵抗Rを流れる電流Iと電圧計を流れる電流IvのI+Ivとなる。電圧計はIRを指示するので 計算による抵抗rは r=IR/(I+Iv)=R/(1+Iv/I)となる・・・(1) 2の場合は同様に r=I(R+Ri)/I=R+Riとなる。・・・・・・・・(2) (Riは電流計の内部抵抗) (1)式でI>>Ivなら即ち低抵抗ならr≒R (2)式でR>>Riなら即ち高抵抗ならr≒R となります。
- rukuku
- ベストアンサー率42% (401/933)
はじめまして 電圧計にも電流計にも「抵抗」が存在していることを忘れないでください。 説明は以下のサイトが参考になるともいます。 http://www.ee.fukui-nct.ac.jp/~yoneda/text/Experiments/4M/RegisterMeasurement.html 実際の測定においては、電圧計の方は、デジタルテスタ(抵抗値が大きいので)ならばそんなに問題は出ませんが、指針式(抵抗値が小さいので)では場合によっては電圧計の抵抗が影響します。 学生の頃の実験で、手作り電池の起電力を測定したところ、指針式の電圧計と、デジタルテスタとでは全く別の値を示すことがありました(指針式の方が小さな値になります)。 これは電池の「内部抵抗」と電圧計(指針式・デジタルテスタ)の内部抵抗の大きさの差によって起こるのですが、「測定方法」の選び方の重要性を身にしみて感じた実験でした。 余談ですが、「電池チェッカー」はこの現象を逆にうまく利用しています。