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どのようにして、「自分のしたい事」をみつけて行くか。
現在25歳で一応大手といわれている会社に勤めています。今の企業は父親が40年働いた 企業であり、自分の得意な語学が活かせる場所でもあった為、深く考えずに入社してしまいました。 入社して2年、会社の業績悪化によるボーナスゼロ、周囲はリストラの嵐、そして2年目にして配属に なった営業部署は、稼げ稼げの台風のような場所で息をつく時間もなく、働いていくモチベーションが どこにも見出せずにいます。一つだけ分かったことは、「自分と父親とは違う。」という事で、父親が 合っていたからといって、かならずしもそれが自分にもつながるものではないことに気が付きました。 ただ、今いるところが違う。自分にあっていない。生意気に言えば、「自分らしくない」場所であると いうことは分かっても、では、自分はどこにあっているのか、何がしたいのか、まだまだ見えずにいます。 そして、毎秒毎秒考えすぎ、精神的に参り身体にも影響がでる程までになってしまいました。 一度入った会社を「ここは違う!」と思われて転職をなさって、うまくいかれているかた、路を見出された 方、それはどのようにして見出されたのか、どういうきっかけがあったのか、どのようなことでも構いません。 アドバイスを頂ければ幸いです。
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私の経験を踏まえて書きます。 まず、「自分が本当はどのように生きたいのか」という問いに、簡単に答えは出ないことが多いように思います。私も、あなたと同じことを何年も考えてきました。私なりの結論が出たのは30代半ばです。その間何回か転職もしました。 抽象的な書き方になりますが、この年齢になって実感したことは「最もだましやすい人間は自分自身である」と同時に「最後までウソを貫きにくい相手は自分自身である」ということです。 ところで、色々な情報が簡単に入手できる時代だから情報をたくさん入手した方が自分の本心が分かるかというと、個人的にはむしろ情報が多すぎるとかえって自分を見失うと思います。私は、ある時期から友人とも親とも上司とも同僚とも場合によっては妻とも心理面で距離をおき、雑音を遮断して自問自答する習慣をつけるようにしました(対人関係を避けるということではありません)。他人の考えや社会常識、時代の潮流は参考程度にはなりますが、最後の段階では、それらにひきずられることなく判断する必要があると思います。 「仕事=やりたいこと」というのは確かに難しいことでしょう。でも、究極的には、本当の充実感は、心の底で自分が何をしたいのかということに、どこまで忠実であるかにのみかかってくると思います。ただ、その場合、失うものもあります。これまでの自分が積み上げてきた努力、学歴、人間関係などです。世間体や見栄や収入も捨てなくてはならないかもしれません。 勘違いしがちなのは、上記のことを踏まえずに、安易に転職してうまくいくのではないかと思ってしまうことです。上の問いに答えが出ない限り、何回転職しても同じことです。収入減、きついノルマ、リストラ等の苦しい局面にいずれ屈します。このようなことはどこの会社でも当然のことだからです。「青い鳥症候群」、「隣の芝生は青い」とは言いえて妙です。 転職という、いわば上辺のことに気持ちを割くのなら、自問自答に時間を割くことをまずはおすすめします。 それと答えが出る前に自分を縛ってしまうものは極力避けることです。これは人によって意見が分かれるところです。自分を縛って追い詰めることで張り合いを出すことができると考えるか、自分を見極めるまで自由度を高めておきたいと考えるか、ということです。私は後者の論に従ってきました。何となく文面から、あなたは私に似ているような気がしたのでこんなことを書きました。 あなたは幸いまだ若いので捨てるものは少ないだろうと思います。メッキが分厚くなる前にメッキをはがしてみてはどうでしょうか。メッキははがすまでは大変ですが、はがれてみると価値観は確実に変わります。 私は遠回りをしましたが、自分の本心に忠実になることで心身ともに解放されました。今は、収入が減っていますが、食べていければ何ということもありません。むしろ、本心を隠して高収入を得ていたときに比べて充実感もありますし、精神衛生面からみても個人的には正解でした。 蛇足ですし既に実行なされているかもしれませんが、人材登録会社に自分のキャリアを登録して労働市場での自分の価値を知っておくと一応の気休めにはなります。心理的に擬似転職のような側面もあります。これが逆に安易な転職に対する抑止力になるという考え方もあると思います。 論旨が定まっておらず、散文的ではありますが、ご参考になれば幸いです。
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- tasuketegoo
- ベストアンサー率20% (8/40)
まずは冷静になって今の会社では自分を生かせる部署は絶対ないのかどうか考えてください。 もしかすると周囲がリストラされたり会社の業績不振でと言う環境に置かれ不安になっているだけかもしれません。 仕事の環境が息をつく暇も無いのであれば、営業の特権を利用して外出といいながら自分を振り返れる時間を持って本当に今の会社は自分らしくない会社なのかもう一度考えてみてください。 他の人がリストラされているなか、あなたにはまだそのような傾向はないのですよね? 少なくても会社にとってあなたは「いらない存在」ではないように見受けられますが…。 入社して2年目くらいには皆さんぶつかる壁ですね。 可能であればご自分の会社の組織全部でどのような仕事をしているのか詳細に調べてみてください。その中には自分が異動したらめちゃくちゃ能力を発揮できるような部署ややりたい仕事が無いのか確認してみてください。会社に残ると言うことではなく、次のステップに進むための準備なんです。今の会社の部署に全く魅力を感じないのであれば、違った選択肢もでてきますよね。 それから、お父様とあなたは全く別人です。 例えば同じ仕事をしていてもあなたがお父様に勝てる部分も沢山あると思うし、お父様に負ける部分もあるでしょう。 でも1つだけ言えるのは、あなたが気付いていないだけで社会人として素晴らしい成長をしているところです。 今自分を理解しようとして悩んでいます。 専門的なサポートをしてくれる場所があれば尋ねていかれるのもいいかと思います。 転職はそれからでも遅くは無いのではないのでしょうか。
補足
大変ご丁寧なアドバイスを頂き有難うございました。 実は私は海外貿易を行っている会社に勤めております。 「貿易」という言葉に単純に魅力を感じたものの、商品を持っては居らず、いわゆる仲介業者のため、扱っている製品に興味がもてず、悩んでおりました。他の部署といっても、いわゆる機械部品や、原料、などミクロのものを扱っている為、興味がもてません。そういう意味で、「自分が興味を持てる」製品を扱っている場所で働ければもっと思い入れをもって働けるのではないかと思っておりました。 ただ、アドバイスを頂き、改めて冷静に考えようと思っております。有難うございました。
- 100Gold
- ベストアンサー率27% (284/1018)
自分のしたい事=仕事にするというのは相当難しいと思いますよ。 昔から好きなことがある人ならともかく、飽きっぽい人には無理でしょう。 趣味すらない人に合った仕事があるはずもありません。 一つの解決策として、余暇の多い仕事、だらだらした仕事につくことです。 公務員なんかに勤めて、定時帰りで余暇を楽しめば充実した生活をおくれるでしょう。 給料もなかなかいいですし、官舎ぐらしで生活費もかかりません、なによりも仕事が楽です。
お礼
大変ご親身なアドバイスを本当にありがとうございます。頷きながら、全てのものが琴線に触れました。アドバイスを大切に、自問自答に時間を割きたいと思います。