皆さんの説明を補足したい。
これは、実験室を作って、模擬実験をして確認し、その結果に合致する様に現在までの力学をあてはめたものです。
その実験は、地球の自転状態にしたものを、公転させた囲いの中に、蒸気を充満させ(又は煙を、渦巻くだけの実験なら水にアルミ箔を混ぜて)、さらに赤道部分に相当する部分の温度を北半球より温めて、初めて、右回りの蒸気の渦の中が地球に向かって吹くつけることによって空気圧が高まり、その蒸気(空気)は外回りに吹き上がって逃げていき、右回転に接した蒸気は歯車の様に左回転して、その回転の中の蒸気は上方に吹き上がり、ツマリ空気圧が軽くなって低気圧になり、左回転の外回りからは空気が吸い込まれる様に吹き込んでくるという、必ず右回りの高気圧(円内)と左回りの低気圧(円内)が歯車の様に接して発生する、という地球の空気の現象を再現できたのです。それに合致するように力学を当てはめたのが、気象学です。
赤道の温度が北半球より高くする事が、右回転の中心が吹き付ける高気圧と左回りの中心が空に吹き上げる低気圧に、必要条件になっていました。