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高気圧と低気圧について
低気圧は等圧線間隔が狭いから、低気圧の方が強い風が吹くのはわかるのですが、等圧線間隔が同じの時は、高気圧と低気圧ではどっちが強い風が吹くのですか?
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空気は、気圧の高いところから低いところに移動しようとします。 その移動が風になります。 それは坂道と同じです。物は高いところから低いところに転がります。 地図に書かれた「等高線」は海面からの高さが同じ地点を結んだ線を表しますが、天気図の「等圧線」も同じようなものです。 2点間の距離が100mで標高差が80mある坂道と、1000m距離で標高差が80mある坂道では、前者の方が急であり、物が転がるスピードも速くなります。 2点間の距離が100kmで気圧差が40hPaある坂道と、1000kmで気圧差が40hPaの坂道では移動する風の早さは前者の方が早くなります。 標高40mの地点は、0mの地点から見ると「高い」ですが、80mの地点から見れば「低い」地点になります。気圧についても同様です。 また、低気圧と高気圧の定義は「周りから見て低い」「高い」ということです。理論上は、等圧線の間隔が同じであれば風速は同じであるという事になります。 ただし、吹く風の早さは単に気圧の差だけでなく、いろんな条件によっても影響を受けますから、全てがそうであるとは言えませんが。 気象に関する疑問があれば、気象庁や気象研究所のHPなどを参考にされてはいかがでしょうか。いろんな事が書いてあって面白いですよ。
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- dadacha36
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補足質問に関しての回答です。 気圧の違い以外には・・・。 大気の高層を流れる偏西風などのジェット気流。 大気温度の高低差。 それに地球の自転によるコリオリの力。 などが風の強さに影響します。 また、大気は厚さを持った層ですから、同一高度を吹く風だけでなく、異なる高度間に流れる風も無視できません。 例を挙げると、台風の中心付近に流れる強い下降気流(ダウンバースト)です。 頭の上から吹く風なので、上部の面積が小さい人間は、風をほとんど感じませんが、面積の広い飛行機はこの風の影響をもろに受け、墜落に至る事もあります。 気象現象はおもしろいですよ。これを機に気象予報士に向けて勉強をされてはいかがですか。
- tmsn4dp
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こんにちは。 高気圧と低気圧の風の強さは、等圧線の間隔が同じ場合ほぼ同じ風速になります。 この状況で風の強い場所は、高・低気圧の境界付近になるでしょう。 参考URLを参考にして下さい。 http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/kiatsu3.html http://rika.shinshu-u.ac.jp/ischool/tenki99/zensen/kiatu01.htm http://www.osaka-jma.go.jp/matue/column/yougo/wind_int.html
補足
回答ありがとうございます。大体理解はできたのですが、風の吹く強さが気圧の差以外に影響するとしたら、他にどのような理由があるのですかね???
補足
回答ありがとうございます。風の吹く強さが気圧の差以外に影響するとしたら、他にどのような理由があるのですかね???