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はやぶさについて教えて下さい。
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難しい問題です。 探査機そのものは位置と速度情報を正確に調べて、少しづつ修正して行くのですからそんなに難しくはないです。 問題は正確な力をだすエンジンとそれを正確にコントロールできる言わばロボット技術と言った所です。 ロボット技術に関しては日本の技術は世界1を争う程ですが、宇宙での信頼性と動作となると経験も必要ではやぶさもいくつもの故障が起きました。 エンジンはイオンエンジンですから力は弱いが安定した力は出すことができます。 そう言う訳で簡単に比較はできないと思います。 日本らしい省エネ、小規模で知恵を働かせた独自の技術と言う点で大国と別方向で実に独創的です。 日本経済も世界の大国として実力を見せつけるより、小規模で無駄のない消費を推進して独創的な方向に向かった方が安定した社会になると思うのですが政治、経済界の人は知恵がないようです。
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- kyo-mogu
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順位付けは難しいですが、レベルは高い方かな。ただ、予算レベルは低いのは確かですが。 はやぶさ関連の本を読んで頂けると分かるかと思います。 コントロール技術も習得していったものです。何度も位置を測定して計算しての繰り返しです。実際に宇宙に出てから分かることも多いですからね。ただ、それまでに成功しなかったものがありますし、そこから得られた技術や問題点も上手に取り入れているからでもあります。失敗ではなく成果だという糸川博士の言葉があるそうです。次につながれば成果なんですね。 しかし、この技術は受け継がれていかなければ成りません。せっかく育った人材から技術が途切れる可能性も出てきます。マニュアルだけでは伝わらないものがありますから。 NASAに出し抜かれないような工夫とか、まぁ技術以上の交渉術も優れていたようですからね。 それと、大手メーカーがメインですが、部品に関しては日本の多くの企業が参加しています。中小企業も多いです。表彰された時にはじめて自社の製品が使われていた事に気がついたというエピソードもあります。日本の工業製品の技術レベルは高いですよ。