合成と生成の違いについて、教えて下さい。

質問

化学によく出てくる、合成と生成の言葉の違いについて、教えて下さい。

回答No.4

Saturn5 · ベストアンサー

合成…２種類以上の物質から目的の物質を作ること。たいていは人間に有用なもの。
生成…ある操作の結果によって物質が発生すること。

（正）水素と窒素からアンモニアを合成する。
（誤）過酸化水素水と酸化マンガン（IV）から酸素を合成する。
酸素は以下の式で過酸化水素の分解によって生成します。
２Ｈ２Ｏ２　→　２Ｈ２Ｏ　＋ Ｏ２

（正）スチレンとブタジエンからスチレンブタジエンゴム（ＳＢＲ）を合成する。
（誤）ブタジエンからブタジエンゴムを生成する。
ブタジエンゴムを作るのは重合反応ですから合成です。

回答No.3

MarcoRossiItaly

No.1です。
No.1での説明を補足します。

アルコールという物質に、できさせる（生じさせる）→アルコールを生成する

という言い回しをする人もいそうです。

これは、誤りとまで言っていいか分かりませんが、少なくともきちんとした日本語ではありません。
きちんと言うなら、No.1で書いたとおり、「アルコールが生成する」と言ったほうが適切です。

回答No.2

NiPdPt

「つくる」と「できる」の違いです。
前者には「意図」や「目的」がありますが、後者は必ずしもそれとは関係のない「結果」を客観的に述べるものです。

回答No.1

MarcoRossiItaly

アルコールを作る→アルコールを合成する
アルコールができる→アルコールが生成する
アルコールの純度を高める→アルコールを精製する

とにかく一度、辞書を引いてみることをお勧めします。