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小説設定でよく目にする身分差について
18世紀頃イギリスの男女間の身分差について質問です。 よく小説などで目にする設定で貴族の叔父とその姪、貴族の令嬢と使用人、などがありますが、実際はお互いの恋愛が成就するものなのでしょうか? 叔父とその姪は身分差はなくても一応身内になるわけですし、どうだったのでしょうか。 叔父とにしても使用人にしても、結婚はできたのでしょうか。 現実的に考えたら、良くて駆け落ち、悪くて破局or愛人ではなかったのではないかと思うのですが・・・。
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産業革命が進行し、新興の産業ブルジョワジーが登場すると結婚市場は大きく変わりますが、18世紀はいまだ社会階層は固定的で、身分違いの男女が結ばれるのは極めて例外的であったと思われます。 立派な家柄に嫁ぐにはそれ相応の持参金が必要だったので、その準備がなければ女性は未婚のまま、居候として一生を送ることになります。 男子の場合は、軍隊や教会などに向かう道がありました。 当時の事情を具体的に知るには、ジェーン・オースティンの小説(6作品あります)を読まれるのが一番ではないでしょうか。少し時代を遡ると、トム・ジョーンズも候補でしょう。いずれも映画やテレビドラマ化されているので、そちらの方が分かりやすいかもしれません。 19世紀になると、ブロンテ姉妹やディッケンズの小説の世界になります。
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- Willyt
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イギリスは現在でも階級社会です。しかしこれはインドのカーストとは違ってかなり緩やかなものであり、違うクラスの間の通婚はかなり行なわれます。イギリス王室の人達が平民と結婚することはよくあることですよね。ただ、面白いことに隣接する階級の間はかなり仲が悪く、その間での通婚があまりないという指摘をする人もあるようですよ。しかし、同じ階級内での結婚が多いのは今でもそうです。
お礼
なるほど、確かに王室と平民は聞きますね。しかしよく結婚できたなあ、関心してしまいますね。回答ありがとうございました。 叔父と姪についても、もし良かったら答えていただくとありがたいです。
お礼
ジェイン・オースティンは私も気になっていたので今度読んでみますね。参考になる回答ありがとうございました! 持参金、つい忘れていた問題でした。 やっぱり難しいですよね。