stripeさん、こんにちは。
>原点Oから出発して、座標平面上をx軸の正の方向、またはy軸の正の方向に1だけ進む事を次々に行なって得られる経路を道という。原点Oと点(i、j)を結ぶ領域((x、y)|x≧y)内の道の総数をN(i,j)とする。
(1)N(2,2)、N(3,1)、N(3,2)を求めよ。
N(i,j)というのは、原点Oから、点(i,j)に至る道順の数ですね(経路の数)
点(i,j)というのは、原点から、x軸方向にi,y軸方向にjだけ進んだ点のことです。
そこに至るまでの道順の総数は、
(i+j)Ci コンビネーション(i+j)のi
になります。
何故かというと、原点Oから点(i,j)に行くまでには
横にi回、縦にj回進まないといけません。
合計(i+j)回進めばいいのですが、そのうち何回横に進めばいいのか?と考えたらいいです。
さて、具体的には
N(2,2)とは、原点(0,0)から点(2,2)に至る経路ですが
横に2、縦に2だけ進まないと(2,2)にはいけませんね。
そのうち、どこで横に進むかで
(2+2)C2=4*3/2=6
の6とおりがあります。
実際図を描いてみましょう。
(0,0)→(0,1)→(0,2)→(1,2)→(2,2)
(0,0)→(0,1)→(1,1)→(1,2)→(2,1)
(0,0)→(0,1)→(1,1)→(2,1)→(2,2)
(0,0)→(1,0)→(1,1)→(1,2)→(2,2)
(0,0)→(1,0)→(1,1)→(2,1)→(2,2)
(0,0)→(1,0)→(2,0)→(2,1)→(2,2)
の6とおりの行き方があることが分かると思います。
N(3,1)も同様に
横に3回、縦に1回進むので、全部で4個進むうちに
どこで上に行くかで
(3+1)C1=4C1=4
となって4とおりです。
N(3,2)も同様に
(3+2)C2=5*4/2*1=10
となって10とおりです。ここまでいいでしょうか。
>(2)n≧1のとき、N(n、1)を求めよ。
これも、全く同様に考えたらいいですね。
N(n,1)というのは、横にn回、縦に1回だけ進むということなので
N(n,1)=(n+1)C1=(n+1)!/1!n!=n+1
ちょっと長くなりそうなので、一旦ここで送りますね。
お礼
う~ん、けっこうむずかしいですね。 でもなんとなくわかりました。 ありがとうございました。