- ベストアンサー
ハイゼンベルクはなぜニュートン等ほど有名でないのか
量子力学というのは科学史上で最大の発見の一つだったといいますが、 なぜ量子力学を発見したハイゼンベルクは、 ニュートンやアインシュタインにくらべて、有名度が低いのでしょうか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ニュートン力学や相対性理論は、先人の努力の上に あったとはいえ、ほぼ個人で大理論の大部分を構築した数少ない 例と言えます。 一方、量子力学は、プランク、ボーア、ゾンマーフェルト、ドブロイ から始まって、ハイゼンベルグやシュレディンガーなどを得て、 ようやく理論と呼べるものになります。 でもこれはほんの始まりにすぎず、ディラック、ファインマン等を得て より精密でちゃんと答えが測定と合うまともな理論に発展してゆきます。 このように、ハイゼンベルグは比較的初期の理論を示したに過ぎず、 アインシュタインのように、理論を構築しきったわけではありません。 この辺に知名度の差があるのではないでしょうか? #アインシュタインのあの茶目っ気たっぷりの顔のせいかもしれませんけど(^^;
その他の回答 (4)
- shiara
- ベストアンサー率33% (85/251)
ニュートンの理論は、身近な現象を説明するのに使われます。アインシュタインの理論は、SFでよく使われます。ハイゼンベルクの理論を使う人は少ないでしょう。
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
>アインシュタインだって理解しにくいのに、ずっと有名ですけど。 「光より速いものはない(ご存じの通り正確な表現では無いですが)」「光速に近い速度で宇宙飛行して戻ってくると年の取り方が少ない」って、わりと一般の人でも知ってると思います。その理論は別として。 成果が知られているということは成果が理解しやすいからだと思います。 江崎玲於奈がトンネルダイオードでノーベル賞を取ったときに、不確定性原理が有名になるチャンスだったと思いますが、だめでしたね。まず、マスコミ人がどう説明すれば良いか理解できなかったのでしょう(湯川秀樹の時は機が熟してない気がする)。 あとは日常と関係あるかどうかもあるかな。 「物はどうして下に落ちるの?」「それはねニュートンが発見した万有引力の法則という物があって・・・」 「この世の中で一番速い物は何?」「光だよ。光より速い物は無いというのは・・・・」 量子力学が出てくるような子供の質問はありそうにないです。
- hubblespace
- ベストアンサー率57% (85/148)
ハイゼンベルクは「不確定性原理」などによって量子力学の基礎を築きはしましたが、「発見した」のではありません。 量子力学そのものは多くの学者によって発展、完成しました。 一方、ニュートンの光学や古典力学、アインシュタインの相対性理論はほぼ一人で発見、完成したものです。 そのあたりが後世の有名度の差になっていると思います。
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
物理学をあまり知らない人の間での知名度と言うことですよね。 業績が物理学をあまり知らない人に理解しにくいからでは?
お礼
ありがとうございました。 アインシュタインだって理解しにくいのに、ずっと有名ですけど。