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HR(熱延鋼板)の規格について
外国製の機械のある部品の材質をメーカーに問い合わせたところ、 「1545 HR」 との回答でした。 HRはhot rolled steelの略で熱延鋼板だというところまで分かったのですが、数字の部分の意味が分かりません。 どの規格を参照すればよいのか、また日本の規格だと何に該当するのかをご教示下さい。
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こんにちは。 1545に付いてはこのページの最下段に出ています。 http://www.scotforge.com/charts/sf_steel_carbon_ns.htm ただしSource の欄にはCustom gradeとあり、割合良く使用されるらしい特注品のようです。 最初のCの量で、JISのS45C辺りかなと感じますが、細かく見ると微妙に異なります。 http://www.tokkin.co.jp/materials/special_steel/000127.php さりとてJISの一般的な鉄鋼には上記の成分表に近い種類は無いようです。各国の規格が全く同一というわけではありませんから、近似した鋼種で代用することは良くあることではないでしょうか。 もちろん2番目のページの鋼種はJIS規格のすべてが記載されているわけではありませんから、もっと近い物がないとは言えません。ウェブには詳しい材種の成分表が多分ないと思います。以下は鉄鋼編を所蔵している図書館で調べてください。私は除籍になった10年以上前のものをもらって持っているはずなのですが、手近に見当たりませんのでここまでにします。 http://www.jla.or.jp/link/public.html 尚、鉄鋼編の付録には各国規格の対照表が載っています。特注品だと出ていないかもしれませんが、そちらも参照してください。
お礼
回答ありがとうございます。 ある部品の修理のために材質を調べる必要があったのですが、どこを調べても見つからず、非常に困っていました。特注品なのですね。 詳しくご説明いただき非常に助かりました。