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蓄電池とは何ですか?

「電気の供給な不安定な太陽・風力の変動を蓄電池で補う事が出来る」と聞きましたが、 「蓄電池」がそもそもどういったものなのか、理解出来ず困っております。 恥ずかしながら、私は電気は蓄電できないものだと思っていたのです・・・。 ウェブサイトやこちらの掲示板でも蓄電池について様々な説明・質問・解答がありますが 知識の乏しい私にはどれも高度すぎて理解しかねております。 基本的な質問をしてしまい、申し訳有りませんが、 どなたか出来るだけ分かり易く、蓄電池の基礎を教えて頂けませんか? どうぞよろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • yucco_chan
  • ベストアンサー率48% (828/1705)
回答No.4

質問者さんは、携帯電話をお持ちですか? 携帯電話に入っている電池が「蓄電池」です。 また、自動車、バイクに搭載されているバッテリーと呼ばれるものが、「蓄電池」です。 蓄電池=放電(電地を使う)した後に充電可能な電池を指します。 テレビのリモコンなどに使われている電池は使い捨てで充電できないので、蓄電池ではありません。 >私は電気は蓄電できないものだと思っていたのです・ ほぼ正しいです。正確には、電気を電気のままでは蓄電しにくい、です。 電気を電気のままで蓄電するものは、キャパシタと呼ばれるものが存在しますが、 大きな電力を蓄電するには非常に高価なために、大電力向けには普及していません。 小電力向けには、かなり普及していて、例えば、BDレコーダーなどは、停電しても 時計が動き続けていますが、その電源にキャパシタが使われています。 では、普通の蓄電池はどうやって電気を蓄電しているか? それは、電気エネルギーを化学エネルギーに変換してためています。

ikkyu19
質問者

お礼

キャパシタについて検索してみました。私には難しくなかなか理解出来ませんでしたが、通常の充電池では、エネルギーの化学反応というものを起こし、電気を充放電しているのですね。キャパシタが技術的・経済的に実現が困難でありながらも、理想的な蓄電装置であるということ・・・とても勉強になりました。ありがとうございました。ちなみに、「電気を電気のまま蓄電すること」のメリットは何なのでしょうか?教えて頂けますと幸いです。

その他の回答 (5)

  • yucco_chan
  • ベストアンサー率48% (828/1705)
回答No.6

>「電気を電気のまま蓄電すること」のメリット 色々ありますが、変換ロスが無いことや、寿命が長いことが大きなメリットだと思います。 携帯電話の電池の効率(放電電力/充電電力)は、良くても7~80%程度で、 約400回の充放電で寿命になります。 毎日充放電させていたら1年ちょっとしか持ちません。 キャパシタは、99%以上の効率で使うことができ(使い方によって低下するが。。)、 寿命は、数十万回以上あります。 >ハイブリッドカーの充電にはガソリンが必要なのですか!?知らなかったです! 減速時には、ガソリンを使わずに充電します。 >高価だけどCO2の排出が少ないクリーンなカーだっ!と勝手に思っていました 一般的には、その認識が正しいです。 先の回答者がどのような観点で回答されているか分かりませんが。 過ちとする観点のひとつに、充電池やその他のハイブリッド化に必要な部品の 製造、廃棄に伴うCO2発生がどの程度あって、それが燃費向上によるCO2削減よりも 少ないか?の疑念があります。

ikkyu19
質問者

お礼

yucco_chan様、2度に渡る分かり易い説明をして頂き、ありがとうございます。皆さんのご説明のおかげで、当初「充電池ってなんぞや・・・」レベルだった私が、仕組みを理解し、またキャパシタという次世代(!?)の蓄電池の事を知る事も出来ました。 しかし皆さん、なぜそんなにお詳しく、頭が良いだけでなく、分かり易く説明する事が出来るのか・・・尊敬致します!本当にありがとうございました。

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.5

こんにちは。 蓄電池とは、二次電池ともいいますが、充電と放電が繰り返して行える充電電池のことです。 乾電池のように繰り返して充・放電が出来ない電池(乾電池など)は一次電池といい蓄電池には属しません。 電池は、電池内の化学物質(電解液など)が電池の電極(金属)と「化学反応」を起こすことで起電(放電)します。 しかし、化学反応を起こせる化学物質の容量には限度があるので、無制限には放電を続けることは出来ません。(電池の電流容量) この、化学反応を起こした化学物質を外部電源(充電器)で「電気分解」することで、元の化学物質に戻すことを「充電」といいます。 (乾電池の化学物質は元に戻すことが困難) ですから「電気エネルギーを化学反応という形に変えて蓄える」ことが出来るものが「蓄電池」です。

ikkyu19
質問者

お礼

こんにちは。電池はそのようにして電気を放電していたのですね!勉強になりました!!!詳しいご説明を、どうもありがとうございました。

  • Wr5
  • ベストアンサー率53% (2173/4061)
回答No.3

>恥ずかしながら、私は電気は蓄電できないものだと思っていたのです・・・。 いわゆる充電池のコトです。 充電することで一時的に電気を「溜めて」おけますよね? # もっとも直流しか溜められないので交流(家庭用電源とか)は無理ですが。 使っていると思われるケータイ電話だって、使うときに常にACアダプタとかで繋がっているワケではないでしょう? 「だったら、太陽電池で発電した分を蓄電池に溜めておけば夜間にも使えて脱原発可能では?」 と思われるかも知れませんが… 必要な電力を蓄電池でまかなうにはコストがかかりすぎるので、現状では無理です。 「でっかい蓄電池が必要」「使用すると劣化していくので交換が必要」などなど…。 ハイブリッドカーを接続して、充電された電気で家庭の電気を……とかCMもありますが… CO2削減にはなりませんのでご注意を。 # ハイブリッドカーの充電自体はガソリンエンジンが必要ですし。

ikkyu19
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます! 日本のエネルギーを蓄電池で補うためには、技術的には可能でも、経済面で非現実的なのですね。ではもしかして、マイクログリッドを用いた、小規模な地域でなら、蓄電池の有効活用は可能なのでしょうか? ハイブリッドカーの充電にはガソリンが必要なのですか!?知らなかったです!高価だけどCO2の排出が少ないクリーンなカーだっ!と勝手に思っていました・・・。勉強不足でお恥ずかしいです。 分かり易い丁寧なご説明をどうもありがとうございました。

  • DarkMoon
  • ベストアンサー率21% (225/1046)
回答No.2

蓄電池は、分かりやすい言葉で言えば、充電式電池やバッテリーです。 例えば携帯電話は、毎日電池を充電して使いますよね。 晴れている時や、風が吹いているときに充電を行い、 太陽が出ていないときや、凪の時は放電するイメージかと思います。

ikkyu19
質問者

お礼

早速の分かり易いご回答ありがとうございました。 自然エネルギーで得た電気を、充電することは物理的には可能なのですね!

  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.1

普通の乾電池は、使い切ったらおしまいですよね。 エネループは、充電してまた使えます。 晴れた日の昼は屋根のソーラーパネルで、冷蔵庫を動かしながらエネループに充電して 夜になったらエネループで冷蔵庫を動かして ということです。

ikkyu19
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 蓄電池は、充電池のようなものなのですね! 日本の電力を蓄電池で賄うのは不可能でも、 DJ-Potateさんのあげて下さった例の様に、各家庭で実用化する事は、可能な事なのかもしれないですね。 どうもありがとうございました。

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