- 締切済み
レポートが分からないので困っています。助けてくだい
水平で摩擦のない机に置かれたバネ定数k(N/m)のバネがある。バネの一方の端は壁面に固定され、もう一方の端には質量m(kg)のボールがつながれている。バネが自然長の時のボールの位置をx=0とし、バネが伸びる方向を正として測ったボールの位置をx(m)とする。空気抵抗は無視できるものとする。 (1)ボールをx=0からx0まで静かに動かしたとき、あなたがした仕事Wを求めたい。 (2)ボールをx0まで運んでる間、あなたの力fとバネの力kxは釣り合っていた。 (3)よってあなたがした仕事W=∫x0から0fdx=∫x0から0kxdx=□ (4)あなたの仕事によりバネにはWだけのエネルギーが蓄えられた。 (5)時刻ゼロにあなたはボールから手を離し、x=x0より初速度ゼロでボールを運動させた。 (6)運動方程式は□、ただしw=□ (7)(6)の運動方程式を(5)の初期条件のもとに解くと、ボールの位置x=□となる。 (8)(7)のxを時間微分し、ボールの速度v=□となる。 (9)全エネルギーEを求めよ。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- gtmrk
- ベストアンサー率85% (40/47)
こんばんは。 答えを知るだけでは意味がありませんから、 ご自分で理解しながら解いてみることをお勧め致します。 ものの30分もあれば解けるはずです。 まずはばねの弾性力の向きなどをしっかり考えましょう。 ● 位置 x > 0 の位置にいるとき、ばねは縮もうとしますから、弾性力は負の向きです。 ● 位置 x < 0 の位置にいるとき、ばねは伸びようとしますから、弾性力は正の向きです。 よって、ばねの弾性力は常に位置 x とは『逆符号』とわかりました。 (i) 弾性力 F = -kx です。また、『あなた』の力は常にこの弾性力と釣り合っていたのですから、 その大きさは弾性力と同じで、『向きが逆』です。よって、 (ii) 『あなた』の力 f = -F = kx です。『仕事』は、力を距離で積分したものとして与えられますから、 (iii) W = ∫ [0 → x0] f dx = ∫ [0 → x0] kx dx = ??? です。単なる1次式の定積分ですから、簡単に解けると思います。 これは項目(3)に相当する式ですが、積分範囲が逆のように見えます。 問題文を良く見直してみて下さい。 この W が『あなた が ボール に した』仕事ですから、 物体のエネルギーは W だけ増えることになります。 さて、運動方程式ですが、 ボールにはたらく力は(i)式ですでにわかっていますから、 (iv) mx'' = -kx ⇔ x'' = -(k/m)x ⇔ x'' = -(ω^2)x となるでしょう。 x', x'' はそれぞれ位置 x の1回微分、2回微分です。 単振動の場合 ω = √(k/m) と置くことが多いので、 項目(6)の『 w = □ 』というのはそれを意味しているのだと思います。 このように置くとよい理由は、(iv)を解いてみればわかります。 (iv)式は基本的な線形微分方程式ですから、その一般解は (v) x(t) = A cos(ωt) + B sin(ωt) という形で書けます。基本に忠実に解いてみて下さい。 A, B は任意の定数です。 また、ボールの速度 v(t) はこれの微分ですから、 (vi) v(t) = x'(t) = - Aω sin(ωt) + Bω cos(ωt) となります。初期条件は、問題文より (vii) x(0) = x0 (viii) v(0) = x'(0) = 0 です。時刻 t = 0 のとき、初期位置 x0, 初速度 0 ということですね。 (v)(vi)式に t = 0 を代入して、(vii)(viii)式の右辺と結ぶことで 未知定数 A, B が決まるはずです。 というわけで、求めた A, B を(v)(vi)式に代入すれば、 x(t), v(t)の式の形が決定できます。 それらがすなわち項目(7)(8)の答えとなります。 全エネルギー E というのは… 力学的エネルギーのことですよね? だとすれば当然この系のエネルギーは保存しますから、 最初に与えた W が E そのものです。 以上、(ほとんど答えに近い)ヒントでした。 頑張って下さい。