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地学に関しての質問です
城ヶ島で30m分の地層を観察したのですが、スコリア質の層が数十層見つかりました。 これは、過去に数十回の噴火があったと考えても良いのでしょうか?それとも同一の噴火で複数の層が作られたと考えるほうが自然でしょうか? 数十回の噴火というのが非現実的に思えてならなかったので、詳しい方がいらっしゃったら教えていただけると助かります
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城ヶ島の地層を実際に見たことがありませんので、手元の知識だけで回答いたします。 城ヶ島でスコリアを挟む地層は、三浦層群の三崎層で良いでしょうか。 この地層は新第三紀の、おおよそ1200万年~400万年前、深海に堆積した地層です。 また層厚は1,300m以上とされています。 単純に考え、800万年の間に1,600mの地層が堆積したとしましょう。 1,600m÷8,000,000年=0.0002m/年 これが1年間の平均堆積厚さとなります。 では、30m堆積するのに何年かかるか。 30m÷0.0002m/年=150,000年 15万年かかると出ました。 15万年の間に数10回の火山活動が起きたと考えれば、 それほど荒唐無稽な数字ではないと思いますが、いかがでしょう。
お礼
的確な回答ありがとうございます! なるほど・・・よく考えてみると至極単純なことだったんですね(汗) これで安心してレポートに取り組むことができます!