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感染性肝のう胞の治療方法と退院後の痛みなどについて
感染性肝のう胞になり、肝臓に穴を空け管(カテーテル)を入れて、細菌で汚染された液体を抜き、最後はアルコールで膜を焼いて退院しました。私の場合は、オレンジ色の液体が毎日40mlほど出続けました。管を入れていた時も苦しかったのですが、アルコール50ml入れて、20分ほど体を回転しながらのう胞にアルコールがいきわたるようにし、そのアルコールを45ml吸い取り、管を抜いて病室に戻ってきたところ、管を抜いたとき肝臓を傷つけたからか、それは無関係かはわかりませんが、脇腹(肝臓の自体)の痛みを感じるようになりました。入院中ずっと熱が出ていたし、頭痛もあったため解熱剤を毎日2回もらっていたのですが、退院にあたり、熱や痛みを和らげるため、解熱剤をもらいアルコール治療2日後に退院しました。その後4日後に職場復帰したのですが、痛みも辛かったのですが、熱が下がらず体力が低下して不安になりました。退院して2週間後に検査を受けたところ、再び細菌が残っていたか侵入したかは分かりませんが、感染反応(CRP)が10になっており、入院を勧められました。ドクターからは完治するまで同じ治療を何度も続けるしかないと説明を受けましたが、細菌侵入の原因もわからない中、何か月かかるのか先が見えない不安に襲われました。肝臓に液体が溜まりだしてはいましたは、すぐに破裂する危険はないので、抗生物質で回避できないか試して欲しいと希望し、1週間様子を見ることとなりました。膿である液体を抜いてアルコールの治療をしないことには完治しないとは言われましたが、今は完治の過渡期でCRPの数値が悪いだけで再手術は不要ではないのかという疑問を抱いています。アルコールを何度も肝臓に入れることにより、肝臓や他の臓器に新たな病気を発生させることにならないか不安で仕方がありません。どなたか経験された方・情報をお持ちの方、アドバイスをよろしくお願いいたします。
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- tsunoyan
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まだどなたも回答されていないので書かれている情報から分かる範囲で回答いたします。 感染性肝のう胞は、もともとあった肝のう胞に細菌が感染して肝膿瘍となったものと思われます。 感染経路ははっきりしませんが、多くは逆行性感染(腸管から胆管を経てのう胞へ)または血液を介してのう胞に感染したものと思われます。 肝膿瘍の治療は、体表から肝膿瘍にチューブを挿入し(PTCD)膿の排液とともに必要に応じて洗浄などします。 全身的には感染した細菌に感受性のある抗生剤を投与します。(おそらく主治医は何の細菌が感染したかは膿の培養検査をして知っているはずです。 アルコール注入治療ですが、一般的にされる方法です。目的は細菌の死滅、のう胞の縮小化、治療の短縮の三つが考えられます。 注入されるアルコールは高濃度のアルコール(無水アルコール)で組織刺激性が高く、ほとんどの細菌は死滅します。(超濃い消毒液だと思ってください) またのう胞は袋状のもので内側にのう胞液を産生する組織があるため、膿瘍が治ってもしばらくするとのう胞が再び大きくなってきます。 高濃度のアルコールはそののう胞液を産生する組織をも死滅させるので肝のう胞の縮小化が望めます。 早く細菌を死滅させることによって、治療の短縮ができます。 体表から肝臓に管を挿入した場合、管の周りに ろう孔 という肉のトンネルができて管を抜いた後でもお腹に膿やアルコールが漏れなくなるのですが、おそらく管を抜いたときアルコールがお腹に漏れて腹膜を刺激して痛かったんだと思います。 また再発再燃したようですが、急がず十分に感染を治療(再度のPTCDも含めて)すれば完治すると思います。アルコールがお腹に漏れたりしなければアルコールをのう胞内に注入することで他の臓器や病気を起こすことはないと思います。よく主治医と相談して今後の治療に向かってください。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 家族から質問の文章が分かりにくいから回答をいただきにくいかもと言われましたし、質問自体がなかなか検索できないとも指摘を受けていましたので、回答を諦めかけていました。本当に感謝いたします。 退院後の外来でドクターからは早く再入院し膿を抜いて、治るまで何度もアルコール治療をするようにとのアドバイスでしたが、感染反応が高いことが回復途上だからなのかが自分自身納得できず再手術の必要性について疑心暗鬼になってしまいましたが、先日の外来では、抗生剤でもう少し様子を見て、改善がなければ針・チューブを挿し膿を出して治療しましょうとの話になりました。 今も、熱と重い感じの軽い痛みが続く中での生活なので、細菌が肝臓内にあるならば、他に転移しないかも心配です。体力の低下もきたしています。(細菌は培養しても何だったかは分からなかったそうです。もちろん感染源も不明とのことでした。) しかし、もうひと頑張りして、抗生剤で治る幸運を祈りながら体に負担がかからないよう気を付けています。それが駄目だったときにはドクターの指示に従い徹底的に治療します。 重ねましてお礼申し上げます。