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相手がミスった喜びをガッツポーズ示すのは卓球だけ?
日本人が活躍している報道(映像)で、卓球の試合も見ると、 相手がミスった時に、^m^ 的な「イェイ!!」的な喜びを表現のガッツポーズをしていますが、 あーいった 相手が失敗したのを見て喜ぶのは、日本人の精神とか、美意識から合わない気がします。 あの卓球の相手がミスった時の「イェイ!」は、ありでしょうか? 他に、相手がミスった時に日本人が「イェイ!」とするスポーツあるでしょうか?
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こんばんは、leo-naです。 レベルが低い、アマチュアの試合であれば、相手のミスで得点して喜ぶ、 っていうことは非常に多いと思います(leo-naも人のこと言えませんが・・・)。 ただ、ハイレベルな試合の場合、たとえばipsiさんの取り上げられているような、 テレビで放映されるぐらいの卓球の試合の場合だとしたら、 単純に相手のミスで喜んでいる、という頻度はかなり低いと思います。 まずはハイレベルな試合であれば、出場選手が凡ミスをする可能性はかなり低いでしょう。 試合を見ていて普通の観客がパッと見、選手がミスをしたように見えたとしても、 実はそれまでのラリーの応酬の末、難しい球を相手に返した結果、 打ち返せなかったという可能性が結構高いんじゃないか、と思います。 その場合、得点した選手は、相手のミスで喜んでいる、というよりもむしろ、 その前の自分の絶妙な攻撃が成功して喜んでいる、あるいはそのさらに前の、 相手からの難しい攻撃をうまく返して攻撃に結び付けることができたことに、 「イェイ!」と喜んでいるのではないかと思います。 確かに、高いレベルの試合、ハイレベルの選手でも、試合の展開や体調、 運などの要素で、当然凡ミスをすることだって、人間だから時にはあります。 ただ、相手のミスで得点したとしても、その喜び方は日本人の場合、 「あ・・・相手のミスで得点しちゃった・・・」的な奥ゆかしい感じ、 ipsiさんの言う「日本人の精神・美意識」に合致するような、 どちらかと言うとちょっと地味だったりな印象があります(単なる偏見かもしれませんが)。 ただ、それは日本人だから、というわけではないと思いますが・・・ このあたりのお国柄、民族的な背景は存じ上げません、どうなんでしょうね? ということでまとめると、以下の通りです。 ・ipsiさんが提示したシチュエーションであれば、相手の失敗で「イェイ!」となっているよりも、 むしろその前の自分の攻撃が成功して「イェイ!」となっていることが推測されます。 ・相手がミスって「イェイ!」となることは、高いレベルの試合になればなるほど、 日本人の場合(leo-naの偏見ですが)少ない印象があります。 ついでに言うと、高いレベルの選手であるほど、相手のミスで「イェイ!」となっていることは、 日本人に限らず、古今東西通じて少ない・・・って妄想してます(というよりleo-naの願望)。 ま、高レベルであるほど、スポーツ等でミスが痛いのは事実。 ただ相手にミスを誘発させること、自分がいかにミスを出さないようにするのかも、 当然必要不可欠な技術です。 周囲の方々が一見すると、相手選手がミスして喜んでいる、と見えるでしょうが、 実はそれまでの自分の対処が適切であったことに、喜んでいると考えるのが正しい観方かと、 leo-naは推測します。
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- kk-t
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他の方がおっしゃっている通り戦略としてミスを誘うスポ―ツなのですが、他のスポーツと異なる点がいくつかあるのも卓球の面白いところです。 まず、シングル戦は1対1で試合をするにも関わらず、戦型として防御型が存在すること。 カットマンがその例ですが、テニスなどでは観られない戦術ですね。 卓球におけるカッティングは力強いバックスピンをかけて相手に楽な返球をさせないことが目的です。 スマッシュのような素早くて対応できないようなボールでもなく、かといって野球のように空振りさせることを目的とした変化球でもありません。 そのため相手は容易にラケットに当てることが可能で返球を試みますが、回転が強くネットしてしまうのです。 これはカットマンとしては自分の回転が相手に勝ったわけですから、相手のミスでポイントとはいえ自分の防御攻撃によるポイントなのです。 (相手も凡ミスをしたつもりはなく「やられたー」という気分ですね) 同様にテニスなどではコースを突いて”打ち抜く”ケースが多いのに対して、卓球はコートとなる卓球台が狭いため、打ち抜いた球でも相手はダメ元で手を伸ばしてきます。ラケットに当たれば返球できる可能性もあるからです。 体勢は崩れていますしスイングもまともにできませんから、当たってもあらぬ方向に返ってしまったりネットしてあと一歩届かずといったケースもあります。 これも打ち抜いた側からすれば自分のショットで決まったも同然の感覚で、相手も「ダメ元で手を出したのだから仕方がない、今のはあのショットを打たれる展開に持ち込んだのがそもそもの敗因」と考えます。 こうしたシーンが卓球に慣れていないと「相手が頑張って返球をしようとしたのにミスしたことを喜んでいる」と思われるのかも知れませんね。 ただ、これとは別に心理戦の駆け引きで相手がミスをしたときに「ラッキー」と声を出すことはあります。私も中学生のころよくやりました(笑) これはバドミントンなどでも観られます。 かつてバドミントンの国体女子決勝で高校生初の日本チャンピオンが現われるかという最終セットのマッチポイントで高校生の選手がミスしたときに、ものすごいドスのきいた声で実業団の選手が「ラッキー」と一言つぶやきつつシャトルを拾った試合をTVで観たのが印象的でした。もう完全に睨みきかせていました。 その後、完全に流れが変わりあと1ポイントで全日本チャンピオンに手が届いた高校生の子は立て続けにセットを取り返されて負けてしまったのですが。。。 「ラッキーは」自分に対する幸運を喜んでいるのであり相手のミスを喜んでいるのではないのですが、間接的に相手のミスを喜びで表現することで相手の精神面を攻撃しているのですね。もしかすると観戦している人は不快に捉えられるかもしれませんが、心理戦の一つとして選手はお互い心得ています。 (まあ、心得ているので常時「ラッキー」とか言っている相手には「この人はこうやって自分の気分を盛り上げてゆくタイプなんだな。こっちを焦らせようとしているんじゃないんだな」と感じてしまい、まったく効果なしだったりします。使いどころが重要なんですね)
お礼
面白いです。ありがとうございました。 大変参考になりました。 テニスの心理戦とちょっと違うようなものなのでしょうか。 動きも早いので素人の私には、解りにくいのかもしれませんね。 でも、どうも、ピャーピャー騒ぐのが声でかすぎというか。
- nnmsg1327
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卓球経験者からの意見ですが、 卓球の場合、ネットに引っかけさせたり、オーバーさせたりも計算のうちで攻撃しています。 相手のミスを喜んでいるのではなく、 自分の攻撃の速さ、回転の変化についてこさせなかった、 それが結果として相手のネット、オーバーになって現れるのです。 だから相手が、こちらのネット、オーバーでガッツポーズしていてもなんとも思いません。 そもそも、相手のミスでラッキーに点が取れたとも思いません。
補足
ありがとうございます。 相手のミスのうち何割位が自分の意図が少しでも反映されたものなのでしょうか? 7割8割くらい大きく占めているのでしょうか。 表面上のマイナス点だけでなく、相手の迷いや誘導されてしまった判断ミスなどの方が少ないのでしょうか? もしくは、単に息も詰まる集中した時間から解放されて、一息ついたようなアクションというのはあるでしょうか?
- fire919
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サーブが外れた時のバレーボール。→みんなでくるくる回ってますね。 PK外したときのサッカー。→相手チームはベンチ含めて全員で歓喜してます。 相手のエラーで点が入った野球。→ホーム踏んで帰ってきた選手をハイタッチで迎えてますね。 固定カメラで絵的に地味だから、卓球のシーンが目につくのかも 知れませんが対戦型の個人競技・団体競技ならばいっぱいあると思います。
お礼
機会が合ったら、その辺を注目して見てみます。 ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。大変、参考になりました。 私は、そんなにひいきにしているスポーツ観戦(テレビ含め)はないのですが、 似たようなスポーツであれば、そんなにテニスでは見ない振る舞いのように思えます。 卓球の場合、私の率直な印象では、 ・いちいちうるさい。 ・みっともない。 ・そんな喜びアクションで相手にプレッシャーを与えようとする小技まで使わんでも。 という印象は否めません。 だからと言って、間違いだ!止めろ!と運動を起こし、ここでの賛同を得た勢いで協会に訴える 気もありません。(冗談です。) そんなふと思った投稿です。