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高校野球でのガッツポーズ
つまらない質問で恐縮ですが、昔から気になっていることがあります。 高校野球の試合で、特にサヨナラ勝ちのシーンなどでガッツポーズをたまに見かけますが、本当は高野連ではアレを禁止しているとか・・・。 本当にうれしくて思わず体全体で表現してしまうことを禁止するなんて、極めて不自然なことですよね。 もしこれが本当なら、その理由は何なんでしょう? それから別の質問になりますが、高野連っていったい何をしている団体なのでしょうか? 財団法人のようですが、なにかこう、役人の天下りの匂いが・・・。 今更、必要のない財団法人かも?
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私も、高校生スポーツには不自然だと思います。 競技スポーツでは、勝者と敗者は試合が終われば必ず存在するのであって、勝者は勝利を喜ぶと同時に相手に敬意を払い、敗者も敗戦を誇りを持って受け入れて勝者をたたえるといったことが、真のスポーツマンシップだと思いますね。 勝利の瞬間に体で喜びを表現したとしても、お互いがその後のマナーさえ心得ていれば問題はないと思います。 さて、ガッツポーズ禁止は大相撲もそうだし、剣道なんかもたしかそうでしょ。 日本の武道などで「~道」とつくものには、けっこう多い気がしますね。 もしかしたら、封建的な関係が存在するスポーツには儒教の教えが絡んでいるのではないでしょうか?。 でも、柔道はオリンピックなんかではガッツポーズやってますね。?? と、考えると推測ですが、たぶん日本国内だけの競技枠から世界へ飛び出していないスポーツの多くは、この傾向を持っているような気がしますね。 高校野球はベースボールじゃなくて、日本伝統の「野球道」なのかもしれませんね。 ちなみに高野連は高体連とは全く別の組織ですね。 本来野球だって高等学校に在学している生徒達が行うスポーツである以上、高体連に競技加盟するのが普通だとおもいますが、高体連組織から外れているのは、古い伝統と保守的な考え方を持った古狸理事さん達の存在が原因なのではないでしょうか。 今時少なくなった封建的な形態が、この日本野球の世界には、まだ残っているのではないかと、私は考えています。 新聞上などでよく見かける高野連の決定の嫌いなところは、悪いことをした選手や監督に対しての独自の懲罰があって、監督にはベンチ・グランド立ち入り禁止とか、選手にはチーム全体が出場辞退や何ヶ月かの対外試合禁止みたいな責任をとらされるといった連帯責任が命じられる。 大人である監督はともかく、なんとも悪いことしたのはその個人の選手の責任であって、その他の選手には何の責任もないのに、全く持って納得できないおバカな通達だと常々感じています。 昔からある伝統の丸刈り頭も精神論の裏付けはあるのでしょうが、これらも封建的な形態を含んだ、統率・統一の野球原点なのではないでしょうか。 別に丸刈りにしなきゃ野球ができない訳じゃないし、髪の毛の長さで野球の上手下手は決まらないでしょ。 でもこれらの伝統が高校野球を動かしてきた人たちにとってはきっと良きことなのであり、しきたり・美徳となっているのではないでしょうかね。
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- songbook
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まず、高野連に、昔の悪しき慣習を引きずっている雰囲気は、私も感じます。 私も野球は好きですし、高校野球も見ます。でも、他のスポーツに比べて人気があるからといって、(マスコミを含め)ちょっと舞い上がりすぎではないかと思います。30,40年前とは違うのですから、同じように夏に燃え上がっている高校生を、もっと知りたいですね。 ただし、ガッツポーズについて。これは、確か、メジャーリーグでも、あまりよいマナーとはされていなかったように思います。(だからと言って全部メジャーに習えとは言いませんが) 理由はやはり、相手の神経を逆撫でしない、とのことだそうです。 確かに、イチローも松井もやっていないようです。 ただし、これはあくまでもマナー。不文律であるべきでしょう。高野連は禁止しているのかな…? これが、サッカーなどの競技となると、意味合いが違ってきます。体全体でパフォーマンスするぐらいでないと、選手自身も自分の気持ちを奮い立たせることはできないでしょう。
お礼
ありがとうございます。 確かに、同じ高校のスポーツでも、野球とサッカーでは点を取ったときの表現が大きく違いますね。 なるほど・・・と思いました。
- ikepi-
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高校野球は学生のスポーツの中でも別格のように扱われていますよね。 TVでも連日放映されますし、ニュースでもその勝敗が報告されています。 メディアに乗ってくる映像が、国民(特に子供?)に与える影響力が強いから、なのではないかと私は考えています。 高野連の考えることは良くわかりませんが、『ガッツポーズ』=相手チームへの『ざまぁみろ』という気持ち、位の捉え方なのかな~?と感じさせますよね。 TVで放映されないたくさんの学生スポーツがありますが、誰だって嬉しければ自然とポーズが出てしまいますし、チョッとけんか腰になってしまうようなシーンもあると思います。 でも、勝負は勝ち負けを争うのですから、汚い手段でない限り、自然に戦うのが自然(変な言い方になってしまいましたが)ではないかと考えます。
お礼
ありがとうございます。 もし、高野連が「ガッツポーズ=ざまぁみろ」として捉えているならば、勘違いも甚だしいと思います。
- morinoyousei
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アマチュア野球でも「ガッツポーズ」は禁止されていました。 でもホームラン打ったときなんか絶対やりたいですよね! 高校野球はスポーツマン精神にのっとり、ゲームをすることに重点をおいています。 正々堂々と野球に取り組むのが、スポーツマン精神か? プロ野球では「ガッツポーズ」は自分の力量を表現するパフォーマンスだと思われます。
お礼
ありがとうございます。 ガッツポーズは、やはり禁止だったのですね。 私も、いいパフォーマンスだと思います。
こんばんは。 高野連が本当に禁止しているかどうかは知りませんが、理由は大相撲と同じく、敗者への配慮でしょう。 要するに肩を落とす敗者の前で勝ち誇るのは、敗者にむち打つ行為であり、男らしくないとか何とかそういうことですね。 はい、個人的にも「いいじゃん、別に」と思います。 相手がガッツポーズしようが何しようが負けた悔しさは変わりませんよねえ。 だったら心ゆくまで喜ばせてあげればいいでしょう。 ま、今の高校球児がそこまで気にしているようには見えませんけど。
お礼
早速のレス、ありがとうございます。 確かに、今の高校生と高野連のオヤヂたちとは高校野球の意味が大きく違っているのでしょうね。
お礼
私のちっぽけな質問に対して、こんなに詳細に説明していただいて恐縮です。 道(どう)の例を書かれて、「勝ってかぶとの緒を締めよ」と言う格言を思い出しました。 高校野球はスポーツではなく、野球道という「道」なのでしょうね。そう考えると高野連がガッツポーズを禁止する理由がわかったような気がします。 しかし、やはりこんな現代にはその考えはそぐわないと私は思います。 もっと自然でいいのに・・・と思いますが、やはり封建的で勘違いの美徳と体裁ばかりを気にしているジイさんたちが引退しない限り、このままの体制でいくのでしょうね。 監督さんも、現代を生きる生徒と過去を引きずる頭の硬い高野連ジイさんたちとの間に、何かのジレンマが少なからずあるんだろうな~とか、いらんことを考えてしまいます。