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ポリロタキサンについて
ポリロタキサンという超分子が話題ですが、その製造コストは高価ですか? 大量生産は困難ですか?
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1) Polyrotaxane (ポリロタキサン) は 化学の一般名(特殊構造を持った高分子) でその様な構造をもって いるロタキサン を一般に名指し、使用する分子名を定義してその特殊性を示される 2) 話題のポリロタキサンとはHarada, Li、Kamachi J. Am. Chem.Soc.(1994) 116, 3192 で公開されたもの でしょう。 これは 決まった分子量のPEG (ポリエチレングリコール) とCD(シクロデキストリン) との組み合わせ たもので、 合成法をみると、 製造コスト は多分、高価でしょう、というのは合成課程で種々の特殊溶 媒を使用し、キャピング反応にも特殊化学品を使用し、ポリロタキシン が成り立っているかを知るために も色々な課程が必要です。 3) 現在、特許など申請中とか、おおての化学、繊維、医療(化粧品)、自動車の会社が投資して大学が 開発しているようですが、改造されても、数グラム (研究室) から 10 - 20 トン の大量生産は使用化 学薬品からして危険であり当分( 5-10 年 ) 困難でしょう。 医療(化粧品) の分野でも高い製品を 使用するまえにその安全性、毒性をクリヤーしないと使いものにはなりません 4) Google > Polyrotaxane, Rotaxane をみるとそこから原文なり、色々説明アリ