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担当裁判官が変わったときの対処の仕方
本人訴訟で国家賠償請求の裁判をやっています。これまでに口頭弁論、弁論準備、証拠調べを終え、いよいよ判決かと思っていましたが、最終口頭弁論だったはずの法廷で、裁判官が変わってしまいました。「なにが損害なのですか?」と聞かれ、唖然としました。これまでの膨大な時間とエネルギーが、振り出しに戻ってしまったようで。新しい担当の裁判官に、どこまでこれまでのことを伝えるべきなのでしょうか?
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- cowstep
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回答No.1
ご心配なく。最初からやり直すような不経済なことはしません。弁論の更新手続で引き継がれます。 「民事裁判では、裁判官が交代した場合、従前の口頭弁論の結果を陳述しなければならない、とする。これを「更新手続」と呼んでいる。判決をする裁判官自らが弁論の聴取や証拠調べを行う原則を直接主義という。この直接主義を徹底すると、裁判官が交代したときは、証拠調べを最初からやり直すことになる。しかし訴訟経済の要請から、口頭弁論の結果を報告させる「更新手続」で済ませている。実務では、交代した裁判官が法廷で「弁論を更新します」と言い、それを調書に書記官が「弁論更新」と記載(ゴム印を作って押している)するのみで更新手続は完了する。」 http://www.kojimalaw.jp/treatises/treatises_048.html
お礼
回答して頂きありがとうございます。ご紹介のサイトも参考になりました。たしかに最初からやり直すことはないのでしょうね。安心しました。ただ裁判官交代のとき、直接主義をどこまで貫くのか?ということになりますかね。これまでの数々の準備書面づくりと弁論準備での話し合いとさらには証拠調べ(証人尋問)で、自分としてはもうすでにかなりのエネルギーを費やしまして(全力を尽くした感じ)、もうこれで終わりであとは判決を待つばかりと思っていたらこういうことになり、気持ちが、正直落ちこみましたもので。愚痴のようになってしまいすみません。