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在庫が悪い理由(データ上の場合)
データ上の在庫を残してはいけない理由を教えて下さい。 実際に在庫が存在する場合なら説明できるけど、 客先に無償提供したりして、事実上在庫がない場合は… 後輩に「なぜ落とさなきゃいけないんですか?落として損出してってするくらいなら、在庫をもったままでいいんじゃないんですか?」 と質問うけました。 会社的にNGってのはなんとなくわかるけど、 正当な理由を言葉にできなかったです。 ネット見ても難しい言葉ばかりやし… よろしくお願いします。
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少々荒い表現かも知れませんが、在庫は現金と同じです。 実際には無いのに、帳簿上有るとなっていますと、経理上は実際の利益より高いスコアーになってしまいます。 放置したまま決算を迎えますと、無い在庫にまで税金が課せられます。 僅かな金額なら、いつか処理すればいいのですが、高額になりますと、経営判断を見誤って倒産と言うこともありえます。
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- hata79
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「ネット見ても難しい言葉ばかり」というのは、期首たな卸し、仕入れ、期末たな卸し、原価という用語が難しいということでしょうか。 だとすると、貴方が後輩に納得行く説明をすること自体が難しいかもしれませんよ。 1 データは帳簿です。 帳簿というのは「現実」とあってないと無意味です。 実際に倉庫にないのに、帳簿上はあるとしてるのは、事実とあってない帳簿を作成してるのですから、大げさにいうと「帳簿をつける意味をなくしてる」わけです。 2 在庫を「財布の中のお金」として考えてみましょ。 Aは財布の中に2万円いれて、パチンコに行きました。 家にかえってきたときに、財布の中身は35000円ありました。 さて、幾らパチンコで儲かったでしょう? 35,000円ー20,000円=15,000円ですね。 この計算が正しいというためには、財布の中身が現在35,000円であるという確認が必要です。 この確認をするのが「在庫確認」です。 ところが、倉庫にある在庫をいちいち「ひとつ、ふたつ」と数えるのは決算期だけです。 毎月行ってるところもありますが、毎日はしません。 帳簿によって、わかるからです。 3 後輩の質問は 「自分の手帳では財布の中身が35,000円あることになってる。 実際に32,000円しかない状態で3,000円少ないと帳簿訂正をしなくてならないというが、訂正をしなくてもいいではないか?」ということです。 それでは「帳簿の意味がない」わけです。 会計では「現金過不足」として処理します。ありていに言えば「損」です。 わざわざ損を出すことはないのですが、事実としてないものですから、管理をするのですね。 なお、在庫が実際よりも多いたな卸しをすると、利益が実際より多く計上されます。 この理屈をあなたは「難しい」と云われてるので省略しますが、 利益が多く計上されると、会社ですと株主に配当する額が増えます。 利益が実際に出てないのに、株主に現金で配当してたら「たこ配当」で会社はつぶれてしまいます。 そういう事を防ぐためにも、利益の計算は重要です。税金を払いたくないというだけではないのです。 利益の計算が重要だということは、計算要素が重要だということ。 在庫がどれだけあるかは「たな卸し」といいますが、これはとても重要な計数です。 たな卸しをごまかすと、そのまま利益をごまかすことができます。 ですので「在庫管理」はとても大事です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 うちの部署は基本的に物的な在庫を持ちません。 仕入してデータ上に在庫として一度残しますが、すぐに売上げます。 ですので棚卸をしないため、専門用語をあまり知らないまま働いています。 うちの部署の業務上、必要がないため簿記的な知識を網羅している先輩はいないです。 客先の中には たとえば、100枚仕入れて1枚は最終完成見本として無料で渡し、99枚は売上げ計上するので、 データ上のみ1枚残ってしまうのです。 上記の場合も含め、在庫を残してはいけない理由を調べておりました。 株の配当の話もわかりやすかったので説明できそうです。 ありがとうございます。
>データ上の在庫を残してはいけない理由を教えて下さい。 通常、会社の決算と言うのはさまざまな決まりによって がんじがらめにされています。 その最たるのが上場企業でしょう。 粉飾によって会社の状況をよく見せようとした場合は、 証券取引法違反でしょっ引かれることもあります。 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%BB%BE%A6%C9%CA%BC%E8%B0%FA%CB%A1 その他、税務署、取引先、銀行などに対しては、 適切な経理処理を実施しているというのは 会社の信用にかかわるわけです。 これ、後輩さんに説明するなら、その在庫でその期が赤字になるか黒字になるか くらいの量があれば分かりやすいと思います。 「うちは儲かってるのにボーナスすくないのはなんでだろう」っていうのと、 「うちは損しているからボーナスが減らされたんだよ」というのと どちらが説明しやすいかわかりますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 微々たる数量が在庫に残ってく場合は、問題ないのではないかという話になりました。 信用上の問題もあるのですね。 ありがとうございます。
- tamiemon96
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ちなみに、どのようなものかわかりませんが、お客さんに無償で貸している・・・とすれば 棚卸資産 ではなく 減価償却資産に振り替えないと ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おそらくその管理は他部署でしているため、 うまく説明できそうにありません、 もう少し勉強します。
- ugo_solenza
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はじめまして。 会社に在庫がデータ上はあるということは、「うちの会社には財産がありますよ」ということになっている、ということです。例えば、銀行さんから見れば、「それならば、この在庫を販売すれば、この会社はお金が返せるのだから、融資ができるな」という判断をするかもしれません。 実際には、在庫がなかったとすれば粉飾決算ということになりますので、立派な犯罪です。 会社の債権者は銀行だけではありません。一番優先権の高い債権者は労働者ですから、働いている人のために、適切な会計処理をお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 銀行に対しても関係してくるのですね。 会計処理は担当外なので関与していないのと、 私の勉強不足のためあまり詳しくありません。 もう少し知っていないとだめなのですね。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 データ上の在庫にも税金がかかるということですね。 説明しやすいので助かります。