年末調整とは「サラリーマンが会社にしてもらう、確定申告の簡易版」です。
年末に会社に在籍してないと対象になりません。
ご質問者は、自分で確定申告書を作成して、税務署に提出することになります。
補足説明
一年間の収入を申告して納税するのが申告納税制度ですが、全てのサラリーマンがそれをすると、税務当局はパンクします。
一箇所にしか勤務してないサラリーマンですと「その人が幾ら貰ってるか」は支払いをしてる会社が一番わかってるわけです。
数々の理由から「一年間の給与額の合計を把握してる会社に確定申告に準ずる処理をしてもらえ」というのが年末調整です。
ですから「年末調整を受けてるので、確定申告書を出さなくても良い」という人が巷にはゴロゴロしてるわけです。
年末調整で一年間の所得税の精算ができてしまいますので、確定申告しなくてもよいというわけですので、わかりやすく言えば「確定申告の簡易版を会社がしてくれる」わけです。
簡易版ですので、対応してない点があります。
医療費控除や、住宅ローン控除をは年末調整では原則受けることができません。
というように、年末調整と確定申告とは「子分と親玉」のような関係です。
ご質問者の場合には、この年末になにか書類をそろえてどこかに出すという行為は無用です。
来年になってから税務署に行って確定申告書を貰って記載し、提出するという手続きになります。
2月16日から税務署では受付体制に入りますが、還付を受ける申告書は1月1日(実際は正月休みがあるので、4日)から受付されます。
お礼
簡単な言葉を選んでいただき、すごくわかりやすいです。ありがとうございます。