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削りがつおの英語名とニュアンスの違いについて
- 「削りがつお」は英語では「shaved fish」と呼ばれることがありますが、実際には「shaved, dried bonito」と表現されることもあります。
- 伊丹十三さんのエッセイでは、「ヒゲを剃っている魚」というイメージで「削りがつお」を表現しています。
- また、一部の人は「削りかつお」を「fish shaving」と表現することもありますが、文法的には少し変わった表現方法です。
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No.1の方の補足として・・・ "fish shaving"は名詞としての"shaving"でしょうね。「ひげそり」という意味のほかに「削りくず」という意味があります。 "ice shavings"でかき氷、"chocolate shavings"で削りチョコレートなどと言うことができます。 もっともそれぞれ"shaved ice"や"shaved chocolate"という言い方もできるので、"shaved fish"がおかしいのはやはり「魚を削るという発想がない」というところに落ち着くと思います。
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- ucok
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まず、簡単なほうから。「fish shaving」はどう考えても、「魚が削っている、あるいは剃っている」もしくは「魚を削ること、あるいは剃ること」としか解釈できないので、これが「削りがつお」という食べ物を意味するとは考えられません。「削り節の製造」という意味だというならわかるけど。 次に、「shaved fish」は直訳すると「削られた、あるいは剃られた魚」ですから、なるほど、「ヒゲを剃っている魚」しかイメージできないです。いかにも英国的な楽しいユーモアですね。ただ、それもそのはず、そもそも魚を削るという習慣が英国にはありません。それどころか、カチカチに乾燥した魚がそもそも一般的ではないので、「削られる魚」自体、イメージしにくいのです。だったら、とりあえずは「剃られる魚」をイメージしたくなります(かわいい)。 とはいえ、「Shaved Fish」といえば、ジョン・レノンの有名なベスト盤の題名。「Shaved Fish 削り節」で画像検索するとヒットする裏ジャケットには、ちゃんと削り節のパッケージが描かれています。発売当時は日本でみんな、このアルバムのことを「けずりぶし」と呼んだものですよ(ああ、やっぱりかわいい)。 ネット上には「鰹節をアメリカで売り出した会社が”削り節”を直訳してSHAVED FISHという商品名で売っていたのをジョンが目にして面白がってタイトルにしたみたいなことがLPのライナーには書いてあった」という情報も。伊丹さんと一緒に笑った英国人って、レノンさんじゃないの?? 余談ですが、このアルバムが発売されるちょっと前くらいまでは、「削られた削り節」は市販されていなかったんですよね。みんな、あの乾燥カツオのかたまりを買って、家で削ったものです。よくやらされた~。