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控訴への対応は、付帯控訴しかない?
交通事故裁判で、当方(被害者)の請求額の満額に近い判決がでました。しかし相手方(保険会社)が控訴しました。これから控訴理由が、提出されますが、一審内容を維持するには、付帯控訴して増額するしかないのでしょうか? 控訴は、再審制度といえば、仕方がないですが、このままだと、控訴側のなんだかゴネ得になるような気がしますし、 付帯控訴すれば、お金(控訴費)も時間(内容によっては、6か月以上!)もまた余計にかかるし、原則控訴されたら 一審内容をあきらめるしかないのですかね。 愚痴っぽくなりました。(なんせ一審で、3年もかかりましたので)
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>これから控訴理由が、提出されますが、一審内容を維持するには、付帯控訴して増額するしかないのでしょうか? 一審判決の維持で良いのならば、附帯控訴する必要はありません。被控訴人は、控訴人の控訴を棄却する旨の判決を求める答弁をするのですから。仮に一審判決が被控訴人にとって不利に変更されたとしたら、被控訴人が附帯控訴しなかったからではなく、控訴人が控訴して、控訴に理由があると認められたからです。 >このままだと、控訴側のなんだかゴネ得になるような気がしますし、 そういったことに対抗するための附帯控訴の制度ですが、費用や余計の時間をかけたくないと言うことでしたら、附帯控訴しない方が良いでしょうね。 ごね得と言っても、支払いするまで遅延損害金(請求の趣旨で遅延損害金も入れていますよね。)が発生しますし、仮執行宣言がついているのならば(もっとも、相手方は控訴と一緒に強制執行停止の申立をしている可能性が高いですが。)、強制執行するということもできます。(ただし、仮執行宣言に基づいて強制執行した後に、本案で敗訴してしまった場合、損害賠償を請求される可能性があります。)
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- morino-kon
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こちらが裁判に勝訴した場合、裁判にかかった費用も、相手に請求できます。 領収書はことごとく、とっておいてください。 コピー代に至るまで。 請求方法は、別途ご確認を。 そのことを知らない弁護士もいますので、自分で調べることが必要です。
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ありがとうございました。
- InfiniteLoop
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○一審内容を維持するには、付帯控訴して増額するしかないのでしょうか 相手の控訴が棄却されれば一審の判決内容が維持されるので、一審内容を維持するという意味では、必ずしも付帯控訴は必要ないです。「満額に近い判決」を「満額の判決」にするためには付帯控訴する必要があります。
お礼
ありがとうございます。 やっぱ、裁判って、ドロドロの応酬になって時間がかかりますね。 事故後、もう10年を過ぎました。(泣き)
お礼
ありがとうございました。 当方の弁護士さん曰く、「一審裁判官が、よく書き過ぎた」ですが、判決が出ているのだから、先方もケチらず料簡して欲しいものです。高給の損保会社のくせにとつい思ってしまいます。
補足
愚痴の続きですが、具体的には表記できませんが、一審の大きな争点は、事故の後遺症等級の認定でした。 相手の保険会社は、自賠責の認定等級なら不服を言わないくせに、その上級である地裁認定判決には、不服控訴をするって正直納得いかないです。 自賠責は、彼らの身内のようなものだから、従うけど 裁判所の判断には、食い下がって少しでも減額してやろうって気がします。 損保も営利会社だとは、わかりますが、ケチるところは、違うのでは無いかと思います。 大した弁論や証拠もしなかったくせに、いざ判決が任せていた弁護士から 受け取ると慌てて、少しでも減額できないか協議し始めたのではないかと 思っています。