私は、漫画によって、漢字を覚えたり、語彙を増やしたりした経験があります。
いまどきの漫画は読まないので分かりませんが、私が子供の頃の漫画(今から30~40年くらい前のもの)には、結構難しい漢字や熟語、古い言い回し、慣用句やことわざなどが多く使われていました(あるいはそういう語のパロディも)。
漫画にはすべてルビが振ってあったので読み方はすぐ分かりますし、何度も読んでいるうちに漢字そのものも覚えてしまうことがよくありました。
慣用句なんかも、ストーリーの中にきちんと埋め込まれているので、自然と意味を覚えてしまいました。
大学生や社会人になった当初、何かの場面でごく普通に使った言葉について、目上の人から、「若いのにどうしてそんな言葉を知っているのか」と驚かれ、記憶をたどったら漫画に出て来た言葉だった……ということはよくあります。
漫画で国語力を上げたいなら、いまどきのものではなく、昭和の時代の漫画を読んでみては如何ですか。
質問者さんが女性か男性か分かりませんが、特に昭和40年代50年代の少女漫画は侮れませんよ。
有名どころを読破するくらいの意気込みがあれば、国語力がいくらかは上がると思います。
本を読む以外のことで国語力をアップさせるには、人と会話するというのがいいでしょう。
自分の見聞きしたこと、思っていることを言葉にして相手に伝える。相手に分かるように説明する。
起承転結をきちんとつけて、分かりやすい言葉で文章を構成する。簡単にできそうでなかなか難しいことだと思います。
また、相手の言うことをきちんと聞く。相手がどういう言葉をどういう具合に使って会話しているか、相手から学ぶのです。
特に目上の人と会話することが効果的ではないかと思います。目上相手だと敬語の能力もアップしますし。
会話がきちんとできれば、文章の構成能力も上がると思います。
いずれも、効果は期待できると思いますが、今すぐ学校のテストの成績がてきめんにアップするというところまではいかないと思います。
お礼
ラジオを聞くといいんですね!