- ベストアンサー
小学生の国語力
現在、教育について考える機会が多いのですが、 “小学生の国語力を向上させる”のに最適な方法は何であるかということで皆さんのご意見を聞きたいと思っております。このような質問をすると、“そもそも国語力とは何なのか”という話にもなると思いますが、その点もご意見いただけたらと思います。 学校の国語の授業は音読、黙読、ノートへの書き取り、そして登場人物の心情について空想をめぐらして、皆で話し合ったりというのが主となっておりますが、果たしてそれが本当の国語力の養成につながるのか、それだけをしていて本当に国語という教科に児童が興味を持ち、さらには国語力を身につけることができるのか、私には疑問です。現に国語が嫌いな児童は多いです。 逆に中学受験の国語学習についても疑問があります。 あのような試験対策の勉強をすることで、本当の意味で将来役立つ国語力が身に付くのかという思いがあります。 少し話が変わりますが、“漫画”は“国語力”をつける上で、非常に意味のある“教材”だと私は思います。もちろん漫画にもよるでしょうが。 活字嫌いな子供たちを置き去りにしないような、幅広いご意見をお待ちしております。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
国語力とは広い意味を持ちますね。 まずはそれを各個人、定義しなければいけませんね。 小学生の国語力。 まず、小学生で知っておくべき漢字、ボキャブラリーがあり、適当な使い方 ができるか。 つぎに接続語などを文脈に合わせてつかい論理的な文を作ることができるか。 私のなかでは国語力とは大まかに言うと、こんな感じです。 あえて、文学史や過去の作品を知っているかというのは小学生に求めません。 知ってればベターですけど。 学校の授業で国語力は上昇するかですが、 >音読、黙読、ノートへの書き取り、そして登場人物の心情について空想をめぐらして、皆で話し合ったり これらは意義あることだと思います。 ただ、学校の授業は先生の主観が大きかったり、創造性のない授業になっている ことは否めないのでその点は余計だと思います。 というわけで、国語の授業というよりも不遜な大人が教えているから、 こどもが興味持てないのではないか、と思ってしまうわけです、つい。 受験勉強のどのへんが否定的かによると思います。 私は、受験国語に否定的ではありませんが・・・。 さらに受験問題としては、頭を使わせる問題をよく見ますし、 学校の授業よりもそちらを勉強させたほうが有意義に感じます。 ただ、良問があれば悪問もあります。 あと、漫画に関しては漫画の文化的意味も大きいと思いますし、 漫画に込められたメッセージを読解することはまさに国語力の向上と言えます。 ただ、漫画だけ読んで育ったら国語力が備わるか疑問です。 ということで、ほとんどshevyさんと意見が異なってしまいましたね(^^ゞ。 ま、弁証法ということでさらに深く考えていけたら幸いです。
その他の回答 (2)
- oyabun0001
- ベストアンサー率62% (23/37)
こんばんは。 教育については素人ですが、幅広い意見を…という事ですので。 国語に関しては主として"自分を表現する力"を身につける為に学習するもの、 そして算数は"生活をする力"を身につける為に学習するものだと思っています。 自分を表現する……簡単そうに思えますが、これが以外と難しいものです。 自分を表現するためには、言葉を覚えなければ始まりません。 考える力がないと、自分の思った事を上手く言葉には出来ません。 そして、人の話を聞く力がないと、自分の意見は受け入れてもらえません。 更にたくさんの人に自分を受け入れてもらおうとするならば、同じ数、 或いはそれを上回る心情を理解する力がないと難しいでしょう。 自分という人間はこの世でたった一人です。 そのたった一人の大切な自分が、気持ちよく生きるために自分を表現する 方法は無限にあるのです。 その方法を見つける手段のひとつが"国語"なのではないかと思います。 以上、"国語力とは何なのか"の意見一点のみとなってしまいましたが、 一人でも多くの子供達が「気持ちよく生きること」が出来る様、何らかの 形で自分を表現する力が身につく、生きた国語を学習してほしいと願います。
お礼
おはようございます。 回答有難う御座います。 >国語に関しては主として"自分を表現する力"を身につける為に学習するもの 素晴らしい考え方ですね。自分を表現する力、まさしく、勉強のための勉強ではなく、生きていくために必要な力としての国語力という意味が伝わってきます。 私もそう思います。 これから、子供と接していく上で、国語力についてただ受験勉強のための国語ではなく、なぜ国語が必要なのかということを大前提として教えた上で、学習に据えていきたいと思う次第であります。 有難う御座いました。
- yukinojyou7
- ベストアンサー率28% (87/304)
shevyさん、こんばんは 国語力をつけるには、まずは数をこなすことだと思います 漢字の書きとり、音読、読書(マンガ含む)・・・ そしてその肉付けとして、例えば漢字の成り立ちや、語源など 根本から理解させることが基本だと思います また日本語の美しさ、おもしろさを知ってもらうことも必要です 俳句・和歌・ことわざ・慣用句・方言・歌詞(新旧問わず)などを 上手く題材に取り入れれば、きっと興味を示してくれるはずです どちらかというと、良く国語の問題にあるような 「作者がもっとも言いたい文章を選べ」などはどうでも良いかな? と思います それは読んだ人が、各自違っていても良いものではないかと思うからです むしろ与えられた文章に対して、自分はどう思うのか? という考え方を育てるほうが”国語力”の向上につながります 更なる向上ということでしたら、今度は自分で短い文章でもよいので 色々なテーマ・題材について書かせることです 読書の感想でも、昨日の朝から夜までのこと、常々考えていること、など 書くことで、力もついてくるでしょう 最近の子供の国語力に不安を覚える素人からの提案でした ご参考になりましたら幸いです
お礼
おはよう御座います。 そして回答有難う御座います。 書かせることですか、実は、私もそれを考えておりました。まずは、思うままの正直な感想を書くということを子供にどんどんしてもらおうと思います。 漫画でも、広告でも、日常生活のいたるところに、国語は散乱しています。そういった素材により興味を持ってもらうことで、子供の国語力をどんどんと伸ばしてやっていきたいと思います。 どうも有難う御座いました。
お礼
おはよう御座います。 回答有難う御座います。 じっくり読ませて頂きました。スコッティさんと私の考えは違うようで同じだと思いました。というと、スコッティさんは首を横に振ってしまわれるかもしれませんが、どうぞお読みください。 といいますのも、実際、私も受験の国語の読解問題等におきましても、実に洗練された問題もあると思っております。こうした良問を子供が数多くこなすことで、文章の要旨を把握する力がつき、そしてその問題読解能力は、他の科目、それ以外にも、新聞、雑誌等の活字媒体からの情報吸収において、非常に効果を発揮すると思われるからです。 でも文学史や過去の作品等を問うような問題は良問とは思いません。 受験国語とは違うようになりますが、子供の自由な作文をどんどん書かせていくような教育システムになっていけばとも真摯に思います。 作文は非常に面白いということを作文嫌いな子供にも知ってもらいたいですし。 スコッティさんのご意見、非常に参考になりました。 また、スコッティさんをはじめ、今回回答をしてくださった方々に深く感謝いたします。 私同様子供の国語力について考えられる方がおられるということで当方も嬉しい次第です。 有難う御座いました。