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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:c.m.c クラフト点 アルキル鎖の炭素数との関係)
c.m.cとクラフト点のアルキル鎖の炭素数との関係
このQ&Aのポイント
- c.m.c(臨界ミセル濃度)は、界面活性剤のアルキル鎖の炭素数が増加するほど、小さくなる。一方、クラフト点は界面活性剤のアルキル鎖の増加にしたがって上昇する。
- 界面活性剤のアルキル鎖が増加すると、疎水性が増し、水への溶解性が低下する。このため、界面活性剤は溶解してからミセルを形成しにくくなり、c.m.cが高くなる。
- 一方で、アルキル鎖の炭素数が増加すると、疎水性が増し、水への溶解性が低下するため、界面活性剤は溶解してからミセルを形成しにくくなり、c.m.cが高くなる。この結果、クラフト点も上昇する。しかし、この結果は本に書かれている情報と矛盾しているため、さらなる検証が必要となる。
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質問者が選んだベストアンサー
まず、定義について確認してみましょう。 c.m.cは、ミセルを形成するのに必要な最低限の界面活性剤『濃度』。 クラフト点は、溶解度が急上昇しミセルが形成されるときの『温度』。 ●アルキル鎖の炭素数が増加⇒界面活性剤の疎水性増加⇒すると『ミセル』に早くなってしまったほうが、水溶液のなかでは安定して存在ができる。⇒なので、ミセルを形成するのに必要な最低限の界面活性剤の『濃度』が低くても見せるを形成=『短いものに比べて』c.m.cが低下。 疎水性を増加させる⇒アルキル鎖が『短いもの』に比べて、溶解性低下⇒『短いものに比べて』溶解するために、温度をあげなければ溶けない⇒つまりは、クラフト点が上昇。 『界面活性剤は溶解してからミセル形成するため』ここの部分が、少しおかしいように思います。 界面活性剤が水溶液に入ったとき、 (1)界面が飽和するまで界面にいます。 (2)界面が飽和すると、界面活性剤はミセルとなったほうがエネルギー的に安定となるので、 ミセルを形成しだします。(このときの『濃度』=c.m.c、『温度』=クラフト点。) (3)ミセルとなって初めて溶解します。それまでは、アルキル鎖を界面に向けて、浮いているイメージをしてみてください。
お礼
とても分かりやすい説明、ありがとうございました。 無事、解決しました。とても助かりました。