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今の家が20~30年しか持たないと言う人
今の住宅が20年30年とか素人の一つ覚えで言う人が居ますけど 具体的な根拠は書いておらず・・・言うだけです。 うちの実家ももう直ぐ20年ですの建売ですが、後数年もしたら崩れ落ちるとはとても思えません。 その間、塗装やり替えた程度です。 実際昔の家で、今の住宅よりきちんとしてない家もあり(素人工事)ありますけど 30年経ってもリフォームしたりしたら住めるような中古物件も沢山ありますし、 うちの祖母宅も40年ですがリフォームしたりして普通に住めます。 ひとくりには出来ませんが、仮に建坪30坪の1000万~2000万の普通の住宅で 30年経ってメンテナンス、リフォーム、修理、補修すれば、いくらでも住めると思います。 昔の材料より今のほうが良いはずで、20年30年経てば家が崩れ落ちるとでも言うのでしょうか? 素人の意見ではなく、具体的な根拠は何のでしょうか?
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- kei1966
- ベストアンサー率46% (1033/2245)
30年後は 設備リフォームが2度目を迎え、内装リフォームも2度目を迎え、外装リフォームも3度目を迎え、建てたころ小さかった子供が一人前になり新たにローンを組めるようになり、建てた本人が一線から退き、ローンが終わるころの年数です。 世帯主が二人になるか、入れ替わる年数です。また10年ひと昔ですから三昔前の家です。 可変性の考えられていない安価な家では、大きなリフォームも思うままにならず、とりあえず買っただけではさらなる長期的な有用性がないことに気付きます。 次の世帯主がすっかり変ったライフスタイルに合わない家を建て替えてしまうくらい愛着のなくなる家。 ぼろぼろになった設備と、気にいらない間取り、古臭い外観、耐震や断熱の低い家。 今だとこんな理由で建て替えられていることでしょう。 将来的には、再生可能エネルギーを有効に使えない配線システムやそれを交換しにくい構造、さらに電気自動車の充電や格納整備なんかも理由になって建て替えが進むかもしれません。 敷地余裕がなく間どりに可変性がなく手を入れにくい30年後の家は愛着も、もったいなさも産まない位の材料であれば「家」としての機能を認めてもらえない時代の変革を迎えてしまう可能性をいっているのだと思います。 間どり気にせず雨露しのげて最先端の文化的生活をしなければ別にメンテして住み続ける可能性も大きいと思います。
- epsz30
- ベストアンサー率50% (1514/2977)
いろいろな理由があるとは思いますが、 昔の家と今の家の大きな違いは、造りがそもそも違う点です。 昔の家は大黒柱を基準に大きな梁と柱で家を支えていたので、 柱と梁がしっかりしているうちはどんな所でも修繕可能でしたが、 今の家はツーバイフォー工法などの様に、太い柱と梁という骨組みを持たず、 箱状の壁を組み合わせて頑丈な大きな箱(家)を造るという様な いくつもの壁で家全体を支える構造となっている為、 壁の劣化=家そのものの劣化となってしまい、修繕するなら全部の修繕=建て替えとなります。 しっかりとした柱と梁で成り立つ昔ながらの造りの家は、 骨組みさえしっかりしていれば、何度でも修繕可能で、 壁の劣化が生じても、人間で言う所の「服が汚れた」程度の問題となる訳です。 原木をそのまま乾燥させて切り出した柱と、ベニア板の様な人工的な木材の寿命の違いは 想像するだけでどちらが勝るか想像が付くと思います。 また、柱となる木材の質の違いなどに関しても、 昔の方が良い物が使われたりしているので、その様な観点でも 昔の家の方が長持ちする、良い、と言われる所以に繋がります。
補足
今の家が全てツーバイフォー工法ばかりですか?ならツーバイフォー工法がと言うべきでは。 実家は木造軸組工法ですが・・・
- hisui0001
- ベストアンサー率33% (2/6)
建築の新築・リフォーム工事を行っている者です。 まず、建築の基礎知識として、構造材の耐久寿命と言う物が存在します。 例えるならば、木材を三寸五分角の柱を例に取りますと、切り倒した木材の強度は、約一トンの荷重に耐えられます。この切り倒した木材を日陰干しして、臍切りし、柱として使用する時に強度が飛躍的に上がります。この強度が木材の劣化と共に、伐採した当時の強度一トンに戻る迄を木材の寿命と建築学会で発表されています。 この柱の寿命は、一般建築物の寿命の目安とされています。 一例として、 栂 寿命約25年 伐採時より10年を経ると急激に強度が劣化。 杉材 寿命約30~80年 伐採時より強度は若干上がるが、水に弱い。 檜葉 寿命約500年 ヒノキチールの減少により劣化、水に強い。 檜 寿命約1800年 伐採時より300年掛けて強度が倍になる。 欅 寿命約1000年 水にも強い。 檜は別格であるが、ヒノキチールがある割に、水に繊維が溶け出す性質有り。 以上の事から、ご質問の建築物の話は、栂材を使った建築物を言っている思われますが、全ての建て売り住宅が栂材を使用していませんが、多く使用され居る場合があります。 以前私が、お伺いした建て売り住宅は、見るも無惨でした。築3年でハッキリ言って建て替えを勧めました。リフォームのしようが無かった物件でした。 当然、負債を抱えたまま、住居移転するか建て替えるしか無いと判断しました。 押し入れから天井裏を見床下収納を上げて、床下に潜ると、束が、無意味な位置に配置されていました。筋交いも入って居らず何と軽量ブロックを敷いた状態を基礎にしていました。このままでは震度3でも危険だと判断しました。 全てをチェックするのに3時間余り掛かりましたが、耐震工事をすると、新築する方が安いと判断し判断をご家族に任せ、無料診断を切り上げました。 建て売り住宅の多くは栂材を主体に構造材補助木材を使用されている場合が多いようです。 これは当然、木材価格にあります。栂材は、杉材の1/3以下の値段なのです。 木材の値段と耐久寿命を考えますと、檜葉と檜が抜きん出ていますので、構造材は檜で、構造材の土台部分は、檜葉を使用し、他を杉材にすれば、家族構成が変わっても、対応が出来る木造軸組工法は、やはり日本の風土に密着した物と言えます。 昔より今の材料が良いとは、残念ながら言えません。 何故ならば、良い材料は既に伐採前に山売り予約され、5~10年掛けて灰汁抜きと陰干しを繰り返して、強度を上げているからです。 建築予定の10年も前から木材を買い、業者に頼んで、反り曲がりの無い様に時間を掛けて造りあげるのです。昔も今も、材料選びから新築は時間とお金が掛かるのです。 約三十坪の建て売り住宅にどれ程の手間が掛けられるでしょうか? 実際には大手ハウスメーカーの内装の殆どが木材に似せた樹脂製で有る事をご存じない方が殆どです。まず階段の手すりは殆どが樹脂製です。 プラモ住宅と言っても良いでしょう。 建て売り住宅約30坪で2,000万円の物件が有った場合、約1/3~1/4が工賃も入れた家の建築費です。(建て売り住宅も利益が無ければ建てません) 以上で質問に対する答えと成ったでしょうか?
補足
欠陥住宅の話を持ち出されても意味が無いですよ。じゃこれからどんどん崩れていく家が沢山でてきますがうちの近所は見かけませんがどうしてでしょうね?
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
不動産賃貸業を営んでおります。 不動産賃貸業の観点からいいますと、「すべてが20~30年」というのは大げさと思いますが、アパートで20~30年、鉄筋コンクリートのマンションで30~40年の寿命というのは本当です。 経済的寿命、という意味ですが、実際にそれくらいで取り壊さざるをえません。 そのくらいたつと、例えば水道管などの内装が破損し始めたり、雨漏りし始めたりしますので、大修理が必要になります。修理をしても経費にはならず、財布は空になっても所得税は、なにもしなかった去年並(たっぷり残っていた年並)に取られます。 また、耐震性とかなんとかの法律が変わってきたり、生活スタイルが変わって、客から見向きもされなくなります。 30年前のマンションは畳敷きですが、いまはフローリングです。家族で使いやすいように小部屋に仕切っていましたが、今はワンルームで、自分でパーティションで仕切ったり。 そんな具合で空室が増えるにも関わらず、固定資産税や相続税はタップリ取られます。 ご存じない人も多いのですが、何十年賃貸して所得税を納めてきたアパート・マンションでも、「たまたま」所有者が死んだ時から半年ほど空室だと、賃貸物件とは認めてもらえません。別荘などと同じ扱いになって相続税が山のようにかかるのです。 いちいち書きませんが、保険にしても、なんにしても、採算が合わなくなってくるのです。 そうすると、持っているだけで損になりますので、木造で20~30年、鉄筋コンクリートのマンションで30~40年で壊さざるをえなくなるのです。 自分の家ならそうではありませんね。 耐震性能だって、したくなければ良くしなくてもかまいません。好きなだけお金をかけて修理・リフォームできます。 賃貸物件だとそうはいかないのですよね。さまざまな制度、特に税金に導かれて、上記の年数で壊す場合が多くなっています。そのくらいの年数でコワさせて建てさせる、国の政策だからしようがありません。 それに、自分の建物でも、たとえば修理保証など、それなりの期間で取り壊すだろうという前提で作られた制度ってありませんか? とにかく国の政策ですから、それがいつしか、社会の常識のようになってきたということでしょう。 ちなみに我が家は築63年です。 一部雨漏りもしていますし、雪が降ると襖が閉まらなくなりますが、住むのに苦労はありませんよ。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
具体的な根拠は、現時点で取り壊されている住宅に、建築年数が20年~30年ものが大変多い、ということです。 したがって、必ずしも、今建築している住宅が20年~30年しかもた無いと言う事ではないです。 ひとくりには出来ませんが、仮に建坪30坪の1000万~2000万の普通の住宅で30年経ってメンテナンス、リフォーム、修理、補修すれば、いくらでも住めると思います。 したがって、建物の価値を高く評価しない日本では、土地が広めの中古住宅を安く買って補修しながら住むのが一番とくです。自動車でも、5-6年の短期間で処分する日本人が多いので、これは格好の輸出品となって諸外国の人々に有り難く買われておりますが、住宅は輸出できないので外国人に買ってもらうわけにもゆかず、20年~30年で無駄にとり壊されているのです。
補足
他の回答見ると無知な建築関係の人間が立てるととんでもない家が出来て、それを売っていると言うことですね。 よく平気で30年しか持たない家を建てといて、居直れるもんだと思いますよ。
最近の木造住宅は集成材を構造材に使っているケースが多く、 経年劣化による耐久性の急激な劣化のことを懸念しているのではないかと思われます。 集成材は強いと宣伝するハウスメーカー http://www.j-j-c.jp/j_center_shusei.html それに対する懸念について http://blogs.yahoo.co.jp/toyaota0214/15542709.html
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
一般的に、家は10年毎に大がかりなメンテが必要だと言われていますね。 ですので、たとえその他の条件は全く同じでも、10年おきにメンテを行った築30年の家と、30年何も行わなかった築30年の家ではずいぶんと差が出るように思います。 あと、外観はリフォームすれば確かに綺麗になりますが、地下の配管は? ちなみに建設業のうちの家族は、昨今の建て売り住宅の柱の細さを不安材料に挙げております。 今は技術が向上していて、細くても大丈夫なのかもしれませんが、参考までに。
補足
ライフスタイルまで持ち出すのは単なる屁理屈ですね・・・世帯が変わるとかも同じく家としてどうなのかと聞いてるのですから。