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公務員はなぜ安定しているのですか?

基本的に公務員の給料は景気に左右されず、クビもありませんよね? 今更ですが何故なのでしょうか? また公務員の給料が景気に左右されたりするとどうなるのでしょうか?

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  • wiz0621
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回答No.2

公務員は法律で、一般の国民以上の義務を負わされ、権利が制限されており そのバランスを取るため、とされています。 まず、憲法に対する忠誠義務。実は日本国民はすくなくとも法令上は憲法を擁護する 義務が無いんです。ところが、公務員に関しては特に憲法(の理念)を尊重し、 擁護しなければならないとしています。 とはいえ、憲法を守るのは当然といえば当然。これはあんまり不利益じゃないですね。 より強い義務は公務員に関する法律で決まっています。 まず、職務遂行義務。つまり仕事をさぼっちゃいけません。 法令と上司に従う義務。気に入らない知事の言うことでも逆らっちゃいけません。 秘密を守る義務。仕事上知る機会が多くとも、人の秘密をばらしちゃいけません。 品位と信用を保つ義務。全裸で街中を走ったり、痴漢したり、つまり犯罪をしちゃいけません。 また、特定の政治的行為も禁止されています。あくまで中立をたもたなければいけません。 当たり前のこと?え?公務員はこれすら守れていないじゃないかって? ・・・・さて次です。 日本の公務員の場合、ストライキができません。これは間違いなく 一番強烈な制限ですね。他国では認めている国も多いんですが、 実際公務員のストライキが起きると、国がマヒしちゃうので、法律で禁止しています。 また、最近の法律では民間企業の転職にさまざまな制限が加わりました。 いわゆる天下り防止の為です。つまり、職業選択の自由も失っていますね。 このように人間の権利として憲法で認められたものを、職務の為とはいえ 制限されているわけです。 さて、これらの対価として公務員の身分は保証されています。 ところが給料に関しては景気の影響を受けています。 公務員の給料は民間企業の所得平均を調べて、あわせるように(実態としてはわずかに低く) 毎年計算で設定しているんです。当然、景気が悪くなれば、公務員の給料は下がります。 とはいえ、少数の高所得の企業と大多数の低所得の企業の平均であるとか、 ボーナスが計算に入っていないとか、地方間格差がうまく計算に反映されていないとか 様々な批判はありますね。結果として、人件費は国や自治体の予算の中でも 大きく負担になっているわけです。 というわけで、こうむいんさんたちはけんりがせいげんされてかわいそーですねー。 解決法としては民間の企業ができることがあったら、どんどん民営化して公務員の数を減らし。 権利が制限されたかわいそうな状態から助けてあげるべきだと思います!

その他の回答 (1)

  • datchi417
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回答No.1

法令で給与が決まっているので、景気が悪くてもその金額だし、景気がすごく良くてもその金額なんです。 また身分の保障も法令で定められているので、懲戒処分でも無い限りクビにはなりません。 給与を景気に左右されるようにするためには、その決められた給与をその景気の波に連動させる必要がありますが、その景気を判断する数値を何にするかということから決めなければなりません。 そして、急激に景気が上昇した場合に、当然公務員給与も急上昇することになりますが、この場合は官公署の予算が足りなくなる恐れがあります。すると、給与の支払いのために急ぎでない公共工事などを中止してその予算を給与にまわすことになります。

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