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実験計画法

一元配置実験や二元配置実験を勉強しているのですが、行き詰まっています。 F(3,12;0.05)=3.49というのはどうしたら3.49になりますか? 他にF(2,12;0.05)=3.89 F(3,18;0.01)=5.09というのが問題の解説に載っているのですが、何を参考にしたらいいか分かりません。表などあるのでしょうか?

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回答No.2

分散分析で行き詰ったのですね. たしかに,F分布の確率密度は「F分布表」を見ればわかります. 今では,統計ソフトが計算してくれますし,エクセルでも出ます. F分布の確率密度分布は,0より大きく0側に片寄った山になっているような分布です. 横軸をF値と言い,高さが確率,そのグラフ全体の面積は1(100%)です. 今,実験をやって, 要因効果は自由度2で分散がV1 誤差は自由度が12で分散がVe だったとします. F値はV1/Veになります. 分散比を取るとF分布になることから,F値を使って検定をするのです. これが「分散分析」です. さて,「このF値になりました」ということは, 起こるべきして起きたのか(帰無仮説) 起こりえないことが起きたのか(対立仮説)すなわち,要因効果は有意と言えるのか, と問われたとします. 統計家は,95%の確率で起きることであれば,起こるべきして起きたとして無に帰します. 一方,5%以下の確率で起きるのであれば,有意水準5%で「有意」と言って 帰無仮説を棄却します. 先ほどの確率密度のグラフの横軸にF値をプロットしてみましょう. このときの分母分子の自由度ごとにグラフの形状が異なり,今回の場合は, 山の右側の裾野の面積がちょうど5%になる横軸の点は3.49です. F値がこれより大きい側にあれば,確率5%の領域ですから「有意」 F値がこれより小さい側にあれば,確率95%の領域ですから「要因効果ありとは言えない」 となります. 実験計画におけるF検定は「片側検定」です. なぜなら,要因効果が無くても,その観測値の分散は誤差の大きさを 下回ることはありません. したがって,左側に棄却域を考える必要はないのです.

mknk39
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。よく理解することが出来ました。

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  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.1

↓にあります

参考URL:
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/CGI-BIN/tfxp050.html
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