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実験計画/水準の割り付け方
品質工学初心者です。 工程で不具合が発生し、原因の特定に難航しています。 原因を特定しないまま、工程を動かし続ける訳には行かず、何とか原因を 特定したく、実験計画(L18直交表)を用いた再現実験を考えています。 因子および水準を検討した結果、因子が3つの水準が2因子が2水準、 残り一つが3水準です。 L18直交表の場合、2水準の因子が2つ以上ある場合は、余った因子列の 3水準目にダミーとして第一水準または第2水準を重要度またはコスト を勘案して任意で割り付け良いと参考書に記載されていたのですが、 これでは重複する条件が何項目か出るかと思います。 この場合、重複する箇所は省いて実験をすれば良いのでしょうか。 もしこの考え方が間違っているようであれば、最適な実験計画方法を アドバイス頂けると幸いです。
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実験計画法は少し使ったことはあるのですが、なかなか有効な結果は得られません。 特に水準のレベル(水準1~3での要因の差)が大きすぎると結果を分析できないということが発生し、小さすぎると因子の寄与率が有意でなくなります。 "原因の特定に難航している"のですが、要因として3つ(?)に絞られているようですので、実験計画法を使う必要はあまりないのではないかと思います。 実験計画法は、要因数が多い場合にどの要因が特性に対して寄与率が大きいかを効率的に求める方法だと思うので、要因(因子)が3程度なら個別調査の方が確実かと思います。 尚、L18は交互作用がないことを前提とした直交表ですので、交互作用がある可能性があるような場合は使わない方がよいです。
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- ur2c
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> 工程で不具合が発生し、原因の特定に難航しています。 お困りのようなので一応は答えますけど... > 重複する条件が何項目か出るかと思います。 「重複する条件が何項目か出る」は「同一の水準組み合わせによる実験をいくつか行うことになる」という意味ですか? もしもこの解釈が正しければ、L18 より小さい直交表が使える可能性があります。つまり実験回数を減らせるかもしれません。 > 重複する箇所は省いて実験をすれば良いのでしょうか。 実験を省くと直交条件が崩れて、結果の解釈で苦労するだろうと思います。 > 最適な実験計画方法を そのために重要なのは > 因子が3つの水準が2因子が2水準、残り一つが3水準 という所で、意味不明です。「3 水準因子が 1 つ、2 水準因子が 2 つ、合計で 3 因子」という意味ですか? もしもこの解釈が正しければ、多元配置にしても実験回数は 12 回です。つまり L18 を採用しようとしていることと、話のつじつまが合いません。