- ベストアンサー
ネガティブカロリーについて
- ネガティブカロリーとは、一部の野菜や果物を消化吸収するのに使うカロリーが、その食品自体に含まれるカロリーよりも高くなる現象です。
- スイカやりんごなどの果物にもカロリーが含まれていますが、ネガティブカロリーの食品としてはチャラになるとされています。
- 個人差はありますが、ダイエット中でもネガティブカロリーの食品を摂取しても問題はなく、1日の摂取カロリーの計算に加えることができます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
もう答えは出ているのかもしれませんが、補足程度に参照ください。 まず代謝ってどうやって計測するかご存知ですか。被験者を閉空間に閉じ込めたり、ガスマスクのような器具を口に装着させてその人が吐き出す二酸化炭素の量を測定するというやり方をします。つまりその人の排出する二酸化炭素の量から代謝量を類推する方法しかないんです。 ジョギングやウォーキングの消費カロリーってマスクをつけて被験者にジョギングやウォーキングをさせて二酸化炭素の量を計るのです。笑えるのは水泳で、水の中でも二酸化炭素の量が測定可能な機械があるみたいですね。 ちなみに食品のカロリーを計測するには、予め脂肪と炭水化物、たんぱく質を燃やしてみてそこで発生するジュール熱を測定しておきます。そして食品を遠心分離機にかけて、脂肪と炭水化物とたんぱく質に分解し含有量を調べて、それぞれのカロリーを足し算するんです。食品成分分析って言いますね。 つまり21世紀の現代になっても、とっても原始的な方法でカロリーって決められているんですね。 さて、人間の体内に取り込むために食品を消化するために用いられるカロリーを食事誘発性熱代謝というそうですが、これだけを分離独立して正確に測定することなんか技術的にできないんですよ。 だって食べた後に消化器官を動かすことで発生する二酸化炭素と心臓を動かすために発生する二酸化炭素は分離できないんですから。全部口からいっぺんに出てきますのでね。 ましてやリンゴやスイカ、ステーキを消化するためのカロリーを個別に求めることなんか無理です。少なくとも今の技術ではね。 食事誘発性熱代謝は一日の代謝の10%ってNo.1回答にはありますし、この数字はいろんなところに出ていますが、これはどう考えてもウソ臭い。むしろ10%に満たない数字、くらいに捉えておく方が技術を学んだり、科学的知識を有している人にはしっくり来ます。 将来ノーベル賞級の発見がなされて個別の消化器官の代謝量まで測定できるようになったら、もっと精度の高い数字が出るでしょうけど、そのときには「食事誘発性熱代謝」は基礎代謝の2%とか3%に過ぎないことが判りました、って結果が出るだけだと思いますよ。 基礎代謝の10%って言ったら100kcal以上、場合によると140kcalとかですよね。ウォーキングを1時間すると消費カロリーは200kcalと言われています。ウォーキングは体重を支えて移動する運動でかなりの負荷が身体にかかるはず。わずかな量の食品を消化する作業でウォーキングの2/3のカロリーを消費するほど負荷が発生するとはどうやっても考えられません。 >>一部の野菜や果物を食べると、そのもののカロリーより消化吸収に使うカロリーの方が高いので、結果的に消費カロリーが摂取カロリーを上回る なんてことはまずないです。ウソウソ。 むしろボクはNo.2回答にある消化器官を酷使すると老化が早まるって方に一票。これは現実に年をとってくると食が細くなってきて、いつまで経ってもお腹が空かないって形で誰でも体験すると思います。間食などで、頻繁にモノを口に入れていると、胃がもたれていつまで経ってもすっきりしません。 こういう考え方をもっと強調したのが一日二食健康法ってやつですね。朝バナナダイエットはこれをちょっとひねったヤツです。ボクがやっているのは夕飯は早く摂るけど、翌朝の朝食は遅くして、昼食を軽く済ませるというやり方で、これも一日二食健康法のバリエーションなのかもしれません。
その他の回答 (2)
- tabasuko_otoko
- ベストアンサー率15% (247/1586)
手法は嘘。 考え方は合ってるかもというレベル。 ただ、実践すれば痩せはする。 5,6年前にテレビでその理屈を観て、試してみたものの私は挫折しました。 その消化に必要なカロリーの調べ方が分からなかったから。 あなたの質問を読んで、ようやく手法が確立されたのかと喜んだものの、スイカだのりんごだのの単語に「?」でした。 まあ、とりあえず自分なりに調べて見たんですが、実践しているという人のブログを読んでさらに困惑しました。 「久しぶりにステーキを食べました」なんて書いてあるんですよね。 私が知っている情報では、この考え方で食べても良い最もたる食材って肉なんですよ。 肉というのはそれそのもののカロリーより、肉を消化するために使うカロリーの方が高いから太らないというものでした(本当かどうかは別として)。 だから当時は炭水化物を抜いて肉ばかり食べるというダイエット法もあったぐらいです。 健康志向の考え方では、上記のように肉の消化には大変なエネルギーが必要で、その分、胃腸や身体に負担をかける。 余計な負担をかける分、疲れやすく体調を崩しやすい身体になり老化も早まる。 だから体力の落ちた病人は、消化する力が弱いので消化の良いものしか受け付けない。 健康でいるためには肉食をやめて、身体に負担をかけにくい野菜や果物を中心に食べましょうというものでした。 こっちの方が信憑性があるように感じますね、私としては。 まあ、もしかしたら研究が進んで、そういった食材が開拓されたのかもしれないと期待しつつ、ネガティブカロリーダイエットとやらで指摘されている食材を見ましたが爆笑しましたね。 「なんだ、こりゃ?(笑)」と言ったレベル。 あなたが挙げたスイカやりんごもそうですが、アスパラガスだのレタスだの、野菜や果物ばかりじゃないですか。 そんなカロリーの低いものばかり食べれば痩せるのは当然でしょう?(笑) 確かに果物とか甘いものはそれなりのカロリーがありますが、それでも肉とか脂とかの10分の1ぐらいですよ? スイカなんて一玉食べて、ようやく1000kcalぐらいじゃないですか? カサがぜんぜん違いすぎます。 こんなの肉とかと同じカロリー分を摂っての実験とかまず無理ですし、いったい誰が検証したんだという話になりますよ。 そもそもこの消化が食材を上回るカロリーを持つというのも、まだ科学的に証明されていません。 論文すら出ていないそうですよ。 おかしいと思いませんか? 10年以上研究されているという割には、論文すら書けていない。 10年経っても結果の出ない無意味な研究なのか、仮説段階で馬鹿馬鹿しくて成り立たないので誰も研究はしていないのか、はたまた実は誰かが思いつきで言っただけか仮説として成り立たないと捨てたものを誰かが聞いてて勘違いし広めてしまったのか。 まあ、健康面での考え方で若干信憑性を感じてはいるので、今言われているネガティブカロリーダイエットは嘘、カロリーについての考え方はもしかしたら合ってるかも、この考え方関係なくカロリーが低いんだから痩せるという意味で書いたのが冒頭です。 まあ、見たところこの話題を扱ってるのはアフィリエイトやってる奴ばかりじゃないですか。 集客狙って聞きかじったこの情報に、勝手に肉付けして流したんじゃないですか? カロリーの低い無難な食材ばかり並べて逃げられるようにして。 私はまったく信用できませんし、以上の理由から嘘だと断じます。 ちなみに私は肉ばかりにして(とりあえず肉しか知らなかった)元々の方法を試しましたが、痩せることなく終わりました。 半年ぐらい続けたかな。 まあ、他の食材は摂らなかったのでその分カロリーも抑えられたのか、太りはしませんでしたけど。 太ると代謝も上がるので、消化する力も強いのかもしれませんね(笑)
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 わざわざ調べて下さったみたいで・・・回答を見てびっくりしました。 確かによくよく考えればおかしな話ですよね。 昔の方法や考え方とも違うみたいですし、消費カロリーうんぬんよりも摂取カロリーが低ければそりゃ痩せますよね(^_^;) あくまでもただの一説ということで受け流すことにします。ありがとうございました!
- isoworld
- ベストアンサー率32% (1384/4204)
ネガティブカロリーやマイナスカロリーというのは聞きはじめですが、食事をすると食事誘発性熱代謝といって食事行為そのものが1日の消費エネルギーの1割以上を占めます。消化器官などの内臓を動かすのにエネルギーが使われるからです。 カロリーがゼロに近い野菜を食べると、胃、小腸、肝臓などを動かすエネルギーのほうが多くなるかも知れません。ですが、果物は糖分などがあってカロリーがそれなりにあり、マイナスにはならないように思いますよ。 食事は小まめに分けて(1日に食べる量が同じなら)牛のように何度もしょっちゅう食べ続けているほうが、そのためのエネルギーを消費します。とくにカロリーが低くて消化の悪い食べ物が向いています。
お礼
回答ありがとうございます。 食事誘発性熱代謝ですか・・・名前は覚えていませんでしたが聞いたことがあります。 やはり果物などある程度カロリーが高いものじゃ駄目なんですかね・・・
お礼
回答ありがとうございます。 とても詳しい方なんですね!回答を見てそうだったのかと驚くことが沢山ありました。 代謝の測定もそんなに手間がかかるとは・・・ ハッキリとした結論がでて助かりました。本当にありがとうございます!