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マイナスイオン
最近 よくマイナスイオンの出る空調や家電製品、はては歯ブラシまで発売されていますが、どうもわからないことがあります。 イオン化すると+とーは同数出ると思うのですが、これらの商品はどうなっているのですか? 同数(同力価)出ているなら、なぜマイナスイオンだけ言われるのでしょうか? 教えてください。
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当方化学を一応専攻させていただいているのですが、 「マイナスイオン」さっぱり理解できません。 今年の春に早稲田大学でおこなわれた 日本化学会年会(日本で一番大きな化学のお祭り?) でマイナスイオンに関するシンポジウムというか 招待講演みたいなものがありましたが、 後援者はかなりたたかれていました。 というか、あの内容は「科学」には程遠い オカルトチックというか信仰に近いものですね。 あなたがおっしゃるとおり、 +と-の電化バランスは保たれないといけません。 が、この後援の演者は、 「発生させたときはプラスイオンも同数できますが プラスイオンのみを発生装置の中で 回収しているので結果としてマイナスイオンのみが 放出されます。」 見たいなことを言ってました。 勿論、会場での反応は・・・。 また、マイナスイオンに関する論文というか、紀要 での効果を謳っているものの多くは、 プラセボ効果に対する検討が無かったり不十分です。 私個人的には、とんでも研究に分類されると 思ってます。
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- TomStanton
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>同数(同力価)出ているなら、なぜマイナスイオンだけ言われるのでしょうか? 科学的根拠がない、口からでまかせのセールストークだからです。早い話がインチキなのです。 化学を含めた科学の世界では「マイナスイオン」というものは認められていません。商業的に製品の宣伝文句として日本国内でのみ用いられているだけであり、学術的にはまったく認知されていません。実は市販されているマイナスイオン製品の中には全く効果がないばかりか、逆に人体に悪影響を及ぼしかねないものもあります。したがってマイナスイオンは科学への信頼を失墜させる元凶とさえいえますね。 市販されているマイナスイオン製品のマイナスイオンに関する説明は、小中学生程度の化学の知識さえ持ち合わせていない輩が書いています。そのような解説は口からでまかせの出鱈目がほとんどなので、見るだけ時間の無駄です。ただし「バカな文章」を読みたい気分の時にはうってつけですが、ね。大企業の製品にもインチキ商品は沢山あります。 マイナスイオンに関しては、参考URLの中にいくつか記事が出ていると思います。よろしければご覧ください。
- Ulu_lun
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以下のコラムに詳しく解説があります。 ご指摘の通り「マイナスイオン発生装置付き」と謳われた商品の全てがマイナスイオンを発生させているのかは疑問ですけれど・・・